僕だけがいない街 第8話『螺旋』感想

　加代が温かい食事を見て涙する場面はグッときた。
　しかし、多分もう終盤まで来てるのだろうに、犯人が誰なのか全く見当がつかない。

僕だけがいない街　第7話『暴走』感想はこちら

※原作未読
※以下、ネタバレ注意

　相変わらず死ぬほど怪しい八代先生。
　何だかんだと理由をつけて警察への通報を避けようとしてるのは、彼が児童連続殺人犯だからなのではと思わせる。

　ただ、ここまで怪しいと逆にミスリードな気はするんだよなあ。
　前回の感想で書いたように、八代が犯人だとしたら現代で顔を見ている悟が気が付かないのはおかしいし、現代の八代は50歳近いはずだが、犯人は見た目からしてせいぜい30代半ばくらいだろう。

　とはいえ、だとしたらここに至っても犯人が誰なのか皆目見当がつかないわけなのだが……。
　加代の死体を倉庫まで運んだことや、バスにやってきたシルエットからすると小学生というのは最早あり得ないから、高校生か大学生なのだろうが、今のところそれに当てはまる登場人物はいないんだよなあ。

　市議会議員の西園の物語上での役割も謎だし、まだ話は二転三転するのかもしれない。

【その他】

・え、バスに誰がか来た事を何で言わないの。

・今週まで隠れ家か隣の学校だということに気づかなかった。

・「その割に落ち着いてるな」。カマかけてる感が。

・務め先。先週電話をかけていたところ？

・警察に連絡すると困るのはお前の方なんじゃないのか……？　

・なぜ警察に連絡しない。

・中西彩の顔を見ても気づかなかったか。まあ、記事の写真を見ただけだからなあ。

・「俺たちはまだ事件のループの中にいた」

・今更何を言っているのか。犯人を逮捕させないことには広美もユウキさんも助からないかもしれないんだから。
・まあ、今は加代を救うことで頭がいっぱいってことなのかなあ。

・バスの中で凍死させた？

・ケンゴには殺人犯の存在をそれとなく伝えても良いんじゃないの。

・八代に言って大丈夫かね

・まあ、母親が全く疑ってないし、違うのかな。

・また八代が電話を。誰に電話した？

・悟ェ……。中身は29なんだからどの反応はどうかと思うよ。