ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ13号 感想

 今週はワンピとブラクロのせいでやたらと画像が多くなってしまった。

週刊少年ジャンプ12号 感想はこちら

※以下、ネタバレ注意

ONE PIECE
第817話 霧の雷ぞう
 なるほど、パンクハザード編を読み返してみたところ、確かにモモの助は錦えもんと再会したときに、「錦えもん」と名を言いかけてから、「父上」と呼び直していた。
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 このとき錦えもんはシノクニによって気を失っているから、以前から父子の関係で通すと話し合っていたのだろう。

 前回、「兄弟分と言いながらミンク族が謙り過ぎでは?」という疑問が出ていたが、どうやら「本来は兄弟分だが、当代の王であるイヌアラシとネコマムシは家臣として仕えている」ということらしい。
 他のミンク族はモモの助を知らなかったので、王の同輩である錦えもんやカン十郎に向けて頭を下げたのだろうけど。

 しかし、錦えもん達とイヌネコが顔見知りだとは思ってなかったなあ。
 生死不明の状況で生き別れたそうだが、錦えもんは「四人でゾウを目指して海に出た」と言っていたから、イヌネコと離れることになったのは、ワノ国でのことなのかもしれない。
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 (このときのローの反応。「ルフィには言っても無駄と悟った」ということかとも思ったが、既にカイドウがワノ国と関係があるという情報は掴んでいるということか?)


 会話の内容からして、数か月前に先代当主である光月おでんが亡くなったのだろうけど、ジャックが侍たちを追ってきたのは17日前(現在ではもう18日前)のことだから、錦えもん達が海に出てゾウを目指したのは、おでんの死去が直接の理由ではないのかな。
 ルフィ達がこれからワノ国へ行くことを考えると、ワノ国からゾウまで数ヶ月かかるとも思えないし。

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 (竜を親の仇同然に憎む錦えもん。おでん公の死因は竜が関係している?)

光月おでんが死亡。イヌネコと錦えもん等が離別(数か月前)

何らかの理由で錦えもん、モモの助、カン十郎、雷ぞうの四人がゾウを目指して出航(時期不明)

海難事故で雷ぞうが行方不明に。三人ははドレスローザへ漂着(3週間~1ヶ月前)

モモの助と錦えもんがパンクハザードへ(約3週間前)

ジャックがゾウを襲撃(18日前)

 まとめると、こんなところかな。

 光月家とミンク族の関係は数百年前からのものということで、ポーネグリフがゾウにあったことも考えると、「空白の100年」にも関係しているのだろうし、かなり込み入った話になってきた印象。

僕のヒーローアカデミア
第80話 発足爆豪護衛部隊
 常闇くんは襲撃を受けてから個性を発動させたということか。動揺と暗闇のせいでダークシャドウを制御できなくなったと。
 彼の言い方からすると、暗闇の中で発動させても、普段の平静な状態なら暴走させることはないのかな。

ワールドトリガー
第133話 ガロプラ⑫
 拘束された自らの片足を切断する木虎さんの動きにラービットが付いていけなかったときもそうだったけど、ネイバーはベイルアウトの機能を持っておらず、トリオン体解除=死(or拉致)であるせいで「トリオン体を犠牲にする」という戦術に極端に弱いな。

 ……まあガトリン隊長はベイルアウトのことも知ってるだろうし、もうちょいこの可能性を頭に入れておくべきだったと思わないでもないけど。

 太刀川さんが切断される予知の解決法は、ちょっと期待外れだった。
 「一見、不利な予知を、映像的にはそのままに有利な方向へ利用する」というのはお約束ではあるものの、迅さんの予知は複数のパターンがあるので、わざわざ「太刀川さんが斬られる未来」に合わせる必要性を感じなかった。

 『どの予知のパターンでも太刀川が斬られる』とは言われていなかったから、「回避不可能な未来を逆手に取った逆転の一手」という感じはしないんだよなあ。
 結果的に真っ二つになる未来になったのならともかく、太刀川さんが斬られるのを前提にした作戦を立てる意味はあんまり無いような。

ブラッククローバー
第51話 三つの眼
 天敵属性について作中でツッコミが入るとは。
 ヤミ団長のキャラは田畠先生がハッチャけている感じがして面白い。

 新キャラの団長(2話の入団試験で描かれてはいたが)は見た目からしてセッケさんが所属してる「翠緑の蟷螂」の団長かな。
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 まあセッケさんによると「蟷螂」は「中の下」らしいので、ちょっと頼りない感じにはなっちゃうけど(ただ、団の実績=団長の実力ではないか)。

 三魔眼の人達がヴァルトスさんの言っていた「奴らを連れてきますか?」の『奴ら』かな。
 ということは、彼らの地位はヴァルトスさんと同格ってことなのか。

 自分より強い部下を従えているボスって良いな、と一瞬思ったものの、魔法帝のことはリヒト様自身が倒そうとしているから、やはりというか、今のリヒト様は真の力を発揮できず、「三魔眼は弱体化したリヒトよりは強い」ということなんだろう。

 先週、最高出力の魔法を出すときにも「『今の私の』最大の魔法だ」と言っていたし。
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 となると、9話で裏切者の金色の夜明団員が言っていた「あの方の復活」というのも『リヒト様が真の力を取り戻すこと』を「復活」と称している可能性が高いかなあ。
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 しかし、「憎悪のファナ」がダイヤモンド王国の蠱毒実験で出てきた少女だったとは気づかなかったなあ。
 率直に言ってこの作品はあまり描き分けが上手ではないから、大半の読者が新キャラだと思ったんじゃないだろうか。
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 まあ、現時点では熱心な一部の読者が気づいていれば良い、くらいの意図なのかもしれない。
 この状況からどうして彼女が白夜の魔眼に加わり、のみならず、頭がおかしくなってしまったのか気になるところだ。
 
斉木楠雄のΨ難
 ノゼル兄様の前髪がディスられている号で燃堂が同じ髪型してて笑った。

鬼滅の刃
 うぬぬ……。これは、ちょっとマズイ気がする。
 山を降りる件も淡々とし過ぎていて、工夫や目新しさも感じられないしあんまりにも地味すぎる。

 左門くんが巻頭カラーを獲得するまでに至った以上、5月の打ち切り候補は新連載+すじピン&ものの歩に絞られてきてるしなあ。
 うーん、厳しい……。

ニセコイ
 楽のことは巷で言われている程には嫌いじゃないんですが(さりとて好きでもないですけど)、集くんは本当に不快なんだよなあ……。
 最近のヒロイン処理コンベアーよりも興味が持てない。