はい、結局四葉でしたと。
第106話感想はこちら。
【時系列】
前回の感想では、
竹林デート(竹林デートって響きなんか卑猥よね)。
↓
二乃が何らかの理由で三玖から屋台当番を譲ってもらう(未描写)。
↓
フータローと二乃がマルオの病院に行く。
↓
四葉か五月が倒れてマルオの病院に運ばれる。
↓
病院にいたフータローと二乃はそのまま見舞う。
↓
一花が見舞いに来る。
↓
二乃は学校へ戻り、フータローは一花を送っていく。
↓
三玖が来院し、二乃に会う。
↓
一方、一花は公園でフータローとキス。
と、書いたけど、実際にはフータローと二乃が病院に行ったのは、四葉が搬送された後だったのか。
「四葉がここにいる」と二乃に伝えたのはマルオだと思うんだけど、彼の部屋から出た時にフータローが「もう帰ります」と言った時は「ああ、そうするといい」と答えていて、四葉の事は全く話題に出て無いんだよね。
うーん。
もしかしてこの場面は院長室でマルオにパンケーキを食べさせた直後ではなく、既に四葉の見舞いに行った後だったとか?
つまり、
院長室でマルオと和解する。
↓
四葉が担ぎ込まれたことを聞かされる。
↓
再び挨拶しに院長室を訪れる。
↓
帰ろうとしたところでマルオが忘れ物のヘラを持ってくる。
ってことかなあ。
「結構長い間ヘラの存在に気付かなかったな」という気がしないでもないので、病院に行った直後に受付で看護婦さんに四葉のことを聞かされて、マルオの部屋に行くまでに既に四葉への見舞いを済ませていたのかとも思ったけど、そもそもこの場面でフータロー達は手ぶらなんだよね。
マルオにパンケーキを振る舞った直後だとしたら料理道具を持ち運んでいるはずだから、この場面の前に別の場所に行って、料理道具を置いてきたのは間違いない。
考えられるとしたら、マルオに四葉の話を聞かされた後、先に二乃を四葉の病室に行かせて、フータローは料理道具を原付に置いてきた……ってところかな。
【一度学校に戻った?】
ただなあ。
そもそもフータローは一花を送る時に原付を使ってないのよね。
だとすると、フータローとニ乃はマルオにパンケーキを振る舞った後、一度学校に戻り、ニ乃がそこで初めて誰かから四葉の事を聞かされた為、ニ乃の要望で再び病院へとんぼ返りした、とか……?
いや、それならまた原付を使うはずだよなあ。
執事の人がたまたま車で駆けつけていた……いやいや、それだとじゃあ何で他の姉妹は連れて行かなかったんだという話になるし……。
うーーーん、わからん! どういうこっちゃ。
【陰でコソコソ】
これなー。
二日目でフータローが暇になったのがまさか四葉の頑張りだったとは全然予想してなかった。
何でも請け負う悪癖は陸上部部長とのイザコザで解消されたものだと思ってたけど、あれはあくまでも四葉がより「褒められたい」モノであるテスト勉強を優先しただけで、「承認を求めるあまり、何でも手伝おうとする」という傾向は変わっていなかったわけだ。
言われてみれば納得。
この辺りの問題は彼女に掛けられた呪いを解かない限り根本的な解決はできそうにないな。
【責任感】
なるほどねえ。
何でたこ焼き屋が燃えたという原因は気にもしてなかったけど、こんな描写があったのか。
フータローとの約束に気を取られるあまり、危険をきちんと除去しなかったことで火事が起きた、と自分を責めてしまったわけね。
私なんかは「悪いのはどう考えても注意されながら紙を火の傍に放置してた男子達だし、完全に自業自得なのに何で災難に見舞われたみたいな態度なんだよ」と思うが、優しくて責任感の強い四葉はそう考えることが出来なかったんだな。
ただ、これはもう優しさとか責任感以上に、「みんなに認められないといけない。足を引っ張ることは出来ない」という強迫観念に追いやられている面があるから、やはり四葉を呪縛から解放してやる必要があるんだろう。
何もかも背負い込む必要は無く、何か一つ、自分が認められて嬉しいと思えるような事に打ち込んで良いんだと、彼女が思えるように導いてやるべきだ。
【陸上部部長】
はい! ここでご紹介したいのが、こちらの陸上部部長です!
なんとこの陸上部部長は、大学に進学した後も四葉が陸上に打ち込むことを熱烈に求めており、彼女を全力で肯定している女性なんですねえ。
しかも! 今なら四葉さんの進学先まで紹介してくれること間違いなし!
かつて四葉が一生懸命に打ち込み、結果を出し、称賛によって自らを肯定できていたあの陸上!
それこそが四葉にとっての何よりの救済となることに疑いの余地はありません!!
さあ! 今すぐ陸上部部長へのお電話を! どしどしお寄せ下さい!!
【キャスト変更】
第102話の感想で、
最初から四葉は「代役」として舞台に上がってたのね。
だとすると、そもそも一花がどうとか、部長の相談がどうとか全く関係なく、「キャスト変更」の張り紙があってもおかしくないのか。
などと書いたものの、代役は稽古の時からずっとだったようで、「キャスト変更」の貼り紙は四葉が倒れた際に急遽掲示された様子。
さすがに時間的にも一花が代演できたとは思えないけど、どうやって解決したんだろう。
元々演じるはずだった子が体調不良の中で何とか舞台に上がったのかな。
……いやでも、ここまでものの見事に私の予想は外れているので、ふわふわさんの仰ってたように一花が代役ってのもありそうな気がしてきたぞ……。
ブログ内で書き忘れましたが、個人的に「倒れた妹」が四葉ちゃんだと感じた理由は、3日目に四葉ちゃんの代理で一花さんが演劇部の手伝いをすることになるんじゃないかと思ったからです。病室で四葉ちゃんが一花さんに頼んでいたのかなと。「キャスト変更」の表記にも説明がつきますし。 #五等分の花嫁 pic.twitter.com/0qtUH6qyhx
— ふわふわ (@huwahuwa014) 2019年9月18日
【その他】
・やはり自分自身すらだまし続けてきただけあって、四葉さんの演技力も抜群だったと。
・正直言って、「文化祭のたこ焼き屋をやれなくなった程度でそんなシリアス感出されても……」という感覚がずっと付きまとっている。
・なるほど、フータローが行こうとしてたのは四葉から券を貰ったから揚げ屋でしたか。
・四葉も食べたがっていたし、お見舞いに持っていくのかな。
・病人に食べさせる物じゃない気がするけど。