キスの五大神獣。
第104話の感想はこちら。
【時系列】
もう時系列を把握するのだけでいっぱいいっぱい。
えーと、二日目の流れとしては、
竹林デート（竹林デートって響きなんか卑猥よね）。
↓
二乃が何らかの理由で三玖から屋台当番を譲ってもらう（未描写）。
↓
フータローと二乃がマルオの病院に行く。
↓
四葉か五月が倒れてマルオの病院に運ばれる。
↓
病院にいたフータローと二乃はそのまま見舞う。
↓
一花が見舞いに来る。
↓
二乃は学校へ戻り、フータローは一花を送っていく。
↓
三玖が来院し、二乃に会う。
↓
一方、一花は公園でフータローとキス。
という感じか。
フータローと一花が病院を出たのは二乃と同時か、もしくは二乃より少し遅い程度という描写だったけど、彼らは三玖に会ってないのかな。
そういえば、今更だけどフータローは病院に原付で来たのに、一花を送る時は徒歩なのは何故……？
あれ？ ということは、フータローと二乃はマルオに会った後、一度原付で学校に戻り、その後救急車に同行するなどして再度病院に行ったのかな。
たしかに、当該のヒロインが倒れるところをフータローが目撃した方が劇的ではある。
【屋台当番の交代】
病院玄関での二人の会話を見て、「二乃が三玖に屋台当番を譲ってもらう場面」ってどこで描かれていたっけ……？ と混乱して前の話を読み返したのだが、どうやらまだこの話は描かれていないようだ。
つまり、四葉や五月が絡んでいる、と。
「マルオが来るかもしれないから自分が屋台に立っているところを見て貰いたかったのでは？」という指摘を受けたが、二乃は別に独占欲が強いファザコンではないので、三玖を押しのけてまで自分だけマルオに見て貰おうとするとは考え難い。
もし、やるとしたら、他の当番のクラスメイトに代わってもらい、三玖と2人で屋台に立つだろう。
病院に行った際にも三玖のパンケーキをマルオに食べさせているくらいだしね。
とはいえ、四葉か五月編で描かれるとしたら、どう彼女達に繋がってくるのか読めないなあ。
んー、例えば三玖に何か内密で話したいことがあって、それを知った二乃が気を遣って彼女の手を空かせたとか？
【倒れたのは？】
はい、三玖じゃあありませんでしたと。
てへペロスペロー。
ここまで来ると過労描写も、前回三玖が倒れたかのような引きで終わったのも意図的なミスリードだったんだろうなあ。
若干、悪趣味な気がしなくもないが、まあまあ、それは良いでしょう。
問題は四葉なのか五月なのかってところだけど、うーん……さっぱり予想付かない。
第102話の感想で書いた通り、ふわふわさんが仰っていた「キャスト変更」の貼り紙は倒れた件とは無関係だと思うのだが、だとしたらもう推測できる要素が何も無くなっちゃうな。
個人的にはどっちかというと五月の方がありそうかな、と今は考えている。
彼女だけは未だにフータローに対する恋心を自覚していない分、他の姉妹に比べてキスへのハードルが高いけれど、病院に運ばれるくらい弱っている時なら理性の箍が外れて思わず……みたいな展開に出来そうなので。
【私ってやっぱり不可能を可能に】
フータローへの恋が成就することを三玖が不可能だと考えていたのは意外だったなあ。
まさかそこまで悲観的だったとは。
修学旅行前後であんだけやらかした一花ですら、「もしかして私が選ばれるかも」と思ってたくらいなのに。
この辺りは性格の違いがよく出ているというか、一花が図々しいというか。
まあでも考えてみると、三玖は修学旅行で告白した時に「だが……」と断られかけてるんだよね。
姉妹で唯一振られてるようなもんではあるから、そういう意味ではマイナスからのスタートだという認識があったのかもしれない。
正直な話、この三玖編に関しては、男子と女子の揉め事の内容がしょうもなさすぎてあんまり乗り切れてなかった（この揉め事が原因で二乃と女子の間が険悪になった第97話の時からそうだった）のだけれど、終わってみれば消極的な性格の三玖が自分を表に出せるようになったという点で中々良いお話だったのではないでしょうか。
最後はなんか自分を出し過ぎてほとんど痴女みたいになってましたが。
【その他】
・こう毎度毎度キスで締められると笑ってしまう。
・その意味では先頭打者だった一花は得だったよね。
・最初だからおかしみ無く素直な気持ちでキスシーンを見られた。
・３人目（倒れた子とは二日目にしてそうだから４人目かも）ともなるとフータローのリアクションもだいぶ薄いな。
・事後のフータローの反応が割と軽いので舌は入れて無さそう？
・それなりに長い時間してたとはいえディープキスではなく、単にずっと唇をくっ付けてただけかな。
