ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

五等分の花嫁 第104話『最後の祭りが二乃の場合②』 感想 ~陸上部部長×四葉の百合を添えて~

 やっぱり四葉さんを救済するのは陸上部部長じゃないか!!(歓喜)

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 第103話『最後の祭りが二乃の場合①』 の感想はこちら。

neoamakusa.hatenablog.com

【陸上部部長】

 この人、↑の後もずっと四葉への愛の告白を続けてたのか……。

 ヤンデレの域ですね、もはや。

 四葉さんもかなり病んだお人だし、そういう意味ではお似合いの二人なのかもしれないけど。

 

 真面目な話、四葉が「人間は知性と経済力」というヘボ監督の呪いから解放されるには、得意の運動競技で自己肯定感を取り戻す道しか無いと思うんだよね。

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 そして、陸上部部長は単なる助っ人としてではなく、四葉の才能に惚れ込んで、真剣に彼女が陸上競技に打ち込むことを望んでいる

 その意味で、陸上競技を単なる「勉学の副次的なもの」として捉えていた前の高校の陸上部とは全く価値観が異なる。

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 以前の登場ではその強引さのみに焦点が当たっていたが、この「四葉の才能を全面的に肯定し、全力で彼女を求める」という姿勢は、実は四葉を呪縛から解放する為に必要になってくると思う。

 

 二乃回なのに何で四葉の話ばっかしてるんだ私は。

 

【利きキスゲーム大会スタートです】

 第102話でその話をしてたけど、本当に姉妹全員とキスしていく流れで笑ってしまった。

 前回も書いたように、私は倒れたヒロインは三玖だと予想しているのだが、次々回で描かれるであろう彼女とのキスは、病室のベッドの上でになるのかな。

 フータローと一緒に二乃も見舞いに来てたから、彼女が「お邪魔虫」にはなってしまうが……最近の三玖の積極性を見るに、二乃が目を離した隙にするか、二乃に見せ付けながらするか、どっちもあり得そう。

 

【本当に口にキスした?】

 ただ、そもそも二乃って本当にフータローの口にキスをしたんだろうか

 一花の時もはっきりとは映されていなかったが、描写的に実はそれ以上にボカされているんだよね。

 

 あるいは、二乃は頬にキスしただけ……という可能性もありそうだが、まあこの辺は次の三玖編ではっきりするかな。

 三玖のキスも異様にボカされていた場合、一花以外の姉妹とは口同士でキスをさせない方針だということになるが、さて。

 

【時系列】

 今回の話はフータロー達が倒れた姉妹を見舞う前だから、

 

マルオの所に行って二乃とキス(?)

三玖(仮)が倒れて病院に運ばれる

一花とキス

 

 という流れなんだろう。

 私の予想通り三玖とのキスが病室で行われるのなら、一花とキスしたのは最低でも既に2人とキスした後だったってことになるのか。

 

 既に二乃とキスした後だというのに、一花にキスされたときの方が明らかにフータローのリアクションが大きいのは……まあ、そういうことですね。

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   真に恋愛感情を抱く相手からのキスに腰が抜けてしまったというわけだ。

 

 初日に一花と鐘の下でのキスの話をしたばかりなのにも関わらず、フータローが全く二乃の唇に意識を向けていないのは……何というか、一花派の私でさえ二乃に対して憐憫の情を禁じ得ない

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 一花に対する視線とまるっきり違うからね……。

 

【マルオとパンケーキ】

 さて、今回パンケーキの思い出が回収されたわけだが、第97話『変わり始める日常』の感想でも書いたようにマルオが二乃に頑なに店のパンケーキを与えようとしなかったのは、やはり母親の味を再現させる為だったのね。

 幼少の頃に他のパンケーキの味を覚えさせると、母親が作ったモノの記憶が薄れてしまうと恐れたのだろうか。

 単なるマルオのエゴ、と言ってしまえばそれまでだが、結果的には二乃も三玖も母親のパンケーキの味を再現できて喜んだろうし、正しい選択だったと言える……のかな?

 

【零奈先生の苗字は?】

 もう一つ、私が気になったのが、マルオが零奈さんのことを「零奈先生」と呼んでいたこと。

 おそらくこれは高校時代からのものだろう。

 下の名前で教師を呼ぶことが無いとは言わないが、高校生(しかも男子)にもなってそれはかなり特殊だよね。

 何が言いたいかというと、やっぱり零奈さんの苗字も【中野】なんじゃなかろうか。

 

 二乃、最終的にマルオと結ばれる説 で書いたことだが、仮に中野姉妹の姓が元々【中野】だとすると、マルオは姉妹を養子にしたのではなく、未成年後見人となった可能性も考えられる。

 その場合、マルオと二乃が結婚することも可能になるというスンポーよ(正直、私が見落としてるだけでどっかで養子だと明言されてそうな気もするが)。

 

【実父】

 零奈さんがマルオ達の教師だったとなると……。

 私は上杉父が五等分の花嫁 第98話『終わり掛ける日常』 で言っていた「来てるぜ」という台詞は、中野姉妹の実父を指していると予想している。

 そして、また「同窓会」という言い回しから、その人物は上杉父やマルオの同級生だと考えていたのだが……だとすれば、零奈さんは元教え子と結婚したことになるなあ。

 

 うーむ……。

 今週の描写を見るにマルオとも恋人同士というわけではなかったようだし、零奈さんのキャラクターを考えるとちょっと考え難い気はする。

 んむむ、まあでも男女の話だし、道徳的にも卒業後ならば問題はないけどね。

 

 怪しいとすれば、上杉父や下田さんと一緒に零奈先生から怒られていた不良生徒だろうか。

 

 あ、いや、「同窓会」ということなら担任教師も出席するもんだよね。

 だとすると、零奈さんの元同僚の教師って線も考えられるかな。