ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ONE PIECE 第872話『とろふわ』感想【週刊少年ジャンプ33号】

 プリンの菓子職人設定がここで活きるか。
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週刊少年ジャンプ33号(2017年)感想
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ONE PIECE 第871話『がんばれシーザー!!』感想【週刊少年ジャンプ32号】はこちら

※以下、ネタバレ注意
第872話 とろふわ
 え、「56」……? 20周年で何で56なんだ……? 最新巻が56巻とかでもないし、何かを見落としている……?

 と暫く無駄に悩んでしまった。ちくしょう。

>魚人島
 ネプチューン王等の対応は今見ても酷すぎて全くフォローできない。
 キミら、
オペラさんとやってること同じだからね。
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>初めての共同作業です
 さて、そんなことよりも、「食いわずらい」によるビッグマムの暴走である。
 私は考えたこともなかったのだが、これ、一部の人が予想していた
「サンジとプリンによる共同ケーキ作り」展開が本当にあるかもしれないなあ。

 人質の件がある以上、ビッグマム海賊団とこのまま敵対したまま幕引きとは考えにくいことや、プリンのお菓子作り好きが偽りではない可能性が高いことなどを考慮すると、いかにもありそうな気がしてきた。

 そして、思わず脱帽したこの呟き。

 そうか、コック達の魂が抜かれたのはこのための布石だったのか……。
 これは全く気が付かなかったなあ。

 ただし、manaさんや下記の梓未央さんも仰っている「ケーキの材料がない」という懸念については、解決可能と思われる。

 なんとなれば、お菓子系の能力を持つ大臣達がホールケーキアイランドに大集合しているからである。
 
 クラッカー君が自分のビスケットを「美味なるサクサクおやつ」と評し、また、ペロスペローが自身の作った飴を子供達に与えていたように、お菓子を出現させる系の能力はククククの能力と違い味も美味しいようだから、食材としても使えるだろう。

 今のところ登場しているお菓子を出現させる系の能力者は、飴のペロスペロー、生クリームのオペラ、ビスケットのクラッカー君だけではあるが、おそらく他にもいる可能性は高い。

 ケーキを作るとなると特に生クリーム大臣のオペラさんは不可欠であるが、果たして今どこで何をしているのやら。
 急げ、オペラ。せっかくの汚名返上の機会だぞ。

>辛口ナミさん

 ま確かにシーザーに関しては死ねと言われても仕方がないだろう。
 改心しているわけでもないし、あくまでも自分の命のために協力しただけだから、このくらいでチャラにはならない。
 ベッジを脅す際に、赤ん坊のことを持ち出したことも、余計にナミの不興を買ったのだろうし。


 シーザーに辛辣なナミに対して、「同様に子供の頃に人体実験や虐待を受けたサンジのためにも怒るべきではないか(=ナミ達がサンジの過去を知る展開が欲しい)」という意見も見受けられた。

 無論、ナミはサンジの境遇を知れば「仲間として」ヴィンスモーク家に怒るであろう。
 しかし、子供達のためにシーザーに怒ったときと同じような感情を見せることはないはずだ。

 ナミがシーザーに見せる怒りは、あくまでも被害者の子供達が庇護すべき存在だからだ。
 だが、サンジは違う。一人前の男であり、自分自身で家族と訣別もした。

 ならば、サンジが幼少期に受けた非道をナミが知っても、しつこくヴィンスモーク家を罵ることはあるまい。
 それはむしろ、サンジに対する侮辱に他ならないのだから。
 ナミならきっと、それを理解していることだろう。