ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ49号(2019年)感想

  空島編の回想を読み返してたら、逆に鬼舞辻さんに送りたいコマが見つかった。

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 ジャンプ48号の感想はこちら。

neoamakusa.hatenablog.com

【鬼滅の刃】

第181話 大災

 口から血が出るって相当な勢いでビンタしましたね。
 年末の蝶野でもそんなビンタしないぞ。

 

>ゴミ

 自己犠牲という崇高な行い、人間の究極の善性を鬼殺隊の隊員達が見せてくれた後だけに、鬼舞辻さんのどうしようもない、人間の本当に駄目な部分を凝縮した個人主義っぷりが余計に際立つなあ。

 

 しかも、クズなりに何らかの信念を持っているとか、頭が切れるとか、常人には無い強い精神をしているということも無い。

 本当に何一つ褒める所が無い本物のゴミ人間。

 これがラスボスを張っているんだから、独創的だよね。

 普通の漫画ならラスボスなんだから一つくらいは他者に比べて優れた部分を設定しようとするもの。

 

 あと何か鬼舞辻さんが股間だけ隠してるの見ると笑っちゃうんだよね……。
 一応、そこに羞恥心はあるのか。
 じゃあ全身隠せば良いじゃんと思うけど、やっぱ生前は病弱なもやしっ子だったから、胸筋と腹筋を見せつけたいという願望も持ってるんだろう。

 

 関係ないが、自分を天災に例える鬼舞辻無惨を見て、人間が森に向けた単なる呪いの集合体に過ぎないのに、自然界の代弁者面してた花御さんと同じ匂いを感じた。

 

【ONE PIECE】

第961話 山の神事件

neoamakusa.hatenablog.com

 子供を攫われて怒り狂ってるだけの親猪を容赦なく殺す辺りはほんとワンピのワンピたる所以を感じたよね。

 

 カシ神様を殺した数年後にシャンドラがノックアップストリームで空島へ押し上げられたこともそうだが、「迷信や伝承を無視して『ただのイノシシ(蛇)だ!』と喝破した人間の痛快さを描きながら、しかし本当に「迷信」通りの天罰めいた悲劇が発生させている事といい、独特の価値観を持った作品である。

 

【ぼくたちは勉強ができない】

第134話 先人のかつてはやがて【x】に色つく

あしゅみー父「私に盗撮されるのは自然現象と同じだと思え。何も、難しく考える必要は無い。雨が降り風が吹こうとも途中でイチャイチャを止めようという者はいない」

あしゅみー父「撮られた映像が流出することはないのだ。いつまでもそんなことに拘っていないで、彼氏とセックスすれば良いだろう」

 

 あしゅみー父がイカレてんのはいつものことだが、この出張家事サービスっていくらするんだろうな。

 掃除に昼食の用意、おそらく洗濯もしてるだろうし、そのうえ若い女性がメイド服を着てとなると、10万近くかかりそうな気がする。

 

【呪術廻戦】

第82話 宵祭りー参ー

 ま、今さら言うまでも無いことだけど、守るべき同志であるはずの呪術師が「呪霊風情」に殺されてるのにヘラヘラしてる時点で、この夏油が偽物なのは確定やね。

 

>中和

 「領域はあらゆる術式を中和する」ってのがよく分からない。

 例え領域内でも呪術で攻撃を受けることは出来るはずなので。

 領域が「展開された瞬間」はその時に張られてるあらゆる術式が中和されるってことなんかな。

 

>メカ丸

 まー、思ったよりか悲壮感は無かったかな。

 まず間違いなく死ぬと思ってたってのと、はっきりと死体が描かれなかった事で何らかの形で生き延びてそうな感じを残しちゃったからかなー。

 

>嘱託式の帳

 ああ、なるほど。

 今回、夏油が使った帳は嘱託式だったのか。

 そういえば交流戦襲撃の時もそんな話してたっけ。

 

 んー、いやでも「呪力や言霊ごと他者に託して」という言い方だと、帳に使用される呪力はあくまでも実行者が供出することになるのか。

 ってことは、やはり今回の現場からは夏油の残穢が検出されることになっちゃうよなあ。

 戦闘の痕跡を消す様子もないから、呪術協会の捜査の手が入るのは織り込み済みだろうし。

 「夏油が関わっている」と発覚してももう問題無いということ?

 

 あるいは、夏油の死体から作られた呪骸とはいえ、このニセ夏油の残穢は生前とは別物なのかもしれない。

 つまり、順平の高校の時にもニセ夏油が帳を張っても問題は無かったのだが、特級呪霊達には自分は本物の夏油だと騙っている為、残穢が残ったらマズイかのように装う必要があった、と。

 この場合、今回は真人達には「もう自分が絡んでいると協会側にバレてもいい段階に来た」と伝えており(しかし実際には残穢が別物の為、まだ夏油の関りは発覚しない)、自ら帳を降ろしたということになるね。

 

【ブラッククローバー】

第227話 全智の巫女

 真・八輝将の人達やられてんじゃん……。

 カズレーザー以外、パッとしないキャラデザだなとは思ってたけど、揃ってカマセ犬になるとは。

 ダイヤモンド王国を牛耳っている宰相もこれで終わりなんだろうか。

 

 あと、ハート王国の元首は「王女」が正解みたいね。

 なぜ、なぜ女王でなく王女なんだ……。

 魔法『帝』の上にクローバー国『王』がいる問題の再来。

 

 ただ、初代魔法帝の称号は王子の死後に与えられた事から考えると、実は「魔法帝」というものは後世のクローバー国王が、ご先祖様の救国の栄誉を讃える為に自らよりも上位の称号を贈ったのが始まりで、それがいつの間にか軍事部門トップの役職名へと変遷していった……というような経緯かもしれない。

 当初は国の為に戦死した王族の称号として使われていたものが、時代を経るにつれていつの間にか「当代最強の魔法使い」を意味するようになった、みたいな感じで。

 

【魔都精兵のスレイブ(出張読切)】

 「原作タカヒロか……」と思いながら読んだけど、意外と悪くないな。

 今度読んでみようかと思えたし、紹介読み切りとしては満点だったのでは。

 

【約束のネバーランド】

第156話 終わりにしましょう

 女王に対してポッと出の印象が否めないだけに、この展開にあまり興味が持てなくてですね……。

 

【チェンソーマン】

第45話 爆発日和

 あ、銃の悪魔の仲間なのか。

 同じ組織ながら連携せぬまま台風の悪魔もレゼもどちらもデンジを狙っていて、運悪く衝突してしまったのかな。

 

 だとすると、デンジの安全を保障するという言葉も嘘で、彼が同意しようと最終的には心臓を奪うつもりだったのだろうか。

 

【ゆらぎ荘の幽奈さん】

第182話 でぇとな朧さん

 んー、ハーレムエンドで決まってるものと思っていたんだけど、ここに来て踏み込んでくるか。

 最後は誰か1人が選ばれるのかなあ。

 

【ミタマセキュ霊ティ】

第11話 師匠は縦縞

 早くも週跨ぎのシリアスっぽい話に持って行くのか……。

 いや、前作から考えてもおそらく結局は全然シリアスにならずにギャグで終わるんだろうけど、その前振りの為に今週1話は犠牲になってるようなもんだからなあ。

 

【サムライ8】

第25話 遭遇

 割ときっちりミスリードが機能していて、今週のジャンプではワンピの次に面白かったかも。

 

 ただ、「箱の鍵の確率1%」と判定した舌の根も乾かぬうちから「箱の鍵ではありません」と断定してるAIには引っ掛かったけど。

 1%の可能性あるんじゃないの?

 

 あと、「銀河球連邦」という名称は今回が初出かな。

 各惑星で構成される連邦国家が舞台なのね。