ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ONE PIECE 94巻(のSBS)感想

 2年も経って尾田先生にハシゴを外された……(勝手に立てかけて登っただけ)。f:id:neoamakusa:20191004173637j:plain

【ONE PIECE 94巻収録回の感想まとめ】

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【ビッグマムへの蹴り】

 個人的に一番「そうだったのかよ!」となったのがこれやね。

 サンジがビッグマムに攻撃したことについては当時から疑問視する声があった。

 それに対して私は第870話の感想で以下のように反論している。

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「サンジは女を蹴らないはずなのに、ビッグマムを攻撃しているじゃないか」という見方があるようだが、直前に彼女が雷雲ゼウスを掴んでいる描写があるから、これはおそらくビッグマムではなくゼウスを蹴っているんだろう。

 だが、これは全くの見当はずれだったというわけだ。

 まさか2年越しに否定されることになるとは。

 ももたろうハンターめ……余計な質問をしおって……。

 

【ナヅ・ケタガーリ中将】

 海軍本部三等兵に過ぎなかった『寝返りのジャンゴ』や、海軍支部の大佐だった『斧手のモーガン』の二つ名も彼がナヅ・ケタガーリ中将が命名したのか。

 本当にそれだけの為の役職に就いているのかもしれない。

 

 海兵の二つ名を決めているのはナヅ・ケタガーリ中将だけのようだが、二つ名を決める「機関」があるという所まで公式設定となったとすれば、この機関に所属する部下達が海賊達の二つ名を考案している可能性もあるな。

 「赤髪」「白ひげ」等の単純故に常用しやすい二つ名を好む派閥と、「天夜叉」だの「死の外科医」だのといった凝っているが呼び難い二つ名を好む派閥に別れてそう。

 

【元白ひげ海賊団16番隊隊長イゾウ】

 

 当時の感想で触れたが、やはり霜月康イエ様との回想に登場していた子供はイゾウだったか。

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 イヌアラシ公爵やネコマムシの旦那と共に、おでん公に付いて白ひげの船に乗り込んだのね。

 錦えもん等はおでん公が海に出る事に反対し、追従しなかったのに対して、同じワノ国出身者ながらイゾウが付き従ったのは、彼が錦えもん達よりも一回り年下で、イヌネコ同様に若かったからだろう。

 当時はまだ10代半ばくらいだったのだろうし、錦えもん等のようには「ワノ国の常識」が見に付かず、血気に逸ったのだと考えられる。

 

【ウソップ(60歳)】

 

 「そろそろ恋しいなァ、あいつがよォ!!」とは、まあルフィの事を指していると考えるべきだろう。

 40歳だとまだ時には海賊として活動していた(故郷でカヤと暮らしつつ、偶に家族を残して海に出る感じ?)ようだが、還暦を迎える頃は既に長い期間ルフィとは会っていない間柄のようだ。

 

 ウソップが60歳まで生き残るこの未来では、ルフィは既にもうこの世にはいないのかもしれない。

 

【ルルシア王国】

 ああ……。これも確定してしまったか。

 モーダちゃんには幸せになって欲しかったから悲しい。

 

 第904話の感想で私はエースに下記のような疑いをかけていた。

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ただ、もしモーダちゃんの故郷=ルルシア王国の港町だとすると、住民が爪に火をともすように生きていて、天上金が払えなければ殺されるような境遇にある町で食い逃げを働いたエースがマジ腐れ外道海賊ってことになってしまう……。

  しかし、これは幸いにも冤罪だったようだ(いや、食い逃げは食い逃げなんだけど)。

 エースが町を訪れた2年前はまだ国はそれなりに豊かだったのね。

 王になって僅か2年でここまで民を困窮させるとは、セキ王とやらはまさにとんでもない悪政王のようだ。