ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ50号 感想

 ぎぎ……ワンピース……ぎぎぎ……。

週刊少年ジャンプ49号 感想
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※以下、ネタバレ注意
【レッドスプライト】
第12話 決戦
 あれ? 新連載が2作ってことはレッドスプライトまさかの生き残り?
 まあ、3outで読み切り枠になる恐れもなくはないのでまだ予断は許されないけど、生存だとしたらここから何とか盛り返してほしいところ。

 遺灰兵士は思ったより人外だったなあ。どういう原理なんだこれ。
 というか、召還のためにわざわざ多数の雷髄兵士を生贄にしなきゃならないのに、セレモニーのためだけにあんな何人もの遺灰兵士を集めてたのか……。何という無駄な消耗。

 あと、国王を処刑するところまで行ったのになぜ一時停戦なんてしたんだろう。どういう状況だったんだ?
 和平交渉をすると言って国王を誘き出し、騙し討ちしたとかかなあ。いやでも、それなら遺体は帰ってこないはず。

 それこそ、ナルビオンの首都まで攻め入ったものの、どこかの戦地が窮地に陥ってあわててナルビオンから兵を引き上げた……。いや、それにしてはエデニアに余裕があり過ぎるか。

 どーもクルセイダーズの逐次投入といい、エデニアはやたらと無駄な行動が多くて、正直敵組織としては萎えてしまう。

 「デイビッド・アトラス最高指導者閣下が遊び半分で戦争しており、舐めプしてる」だとか、もしくは「閣下は高い戦闘力や雷髄人間を生み出すような技術こそ有しているものの、戦略・戦術眼が皆無で脳筋だとか、そういった設定が描写されてるなら納得できるんだけど。
 現状、細部がガバガバであるようにしか見えない。

 いっそ閣下はもうカイドウみたいなマジキチにして、たまたま得た雷髄技術を手にし、その圧倒的な暴力で無茶苦茶な統治を行ってるとかなら良かったのかなあ。
 狡猾なように見えるキャラなのに、エデニアの動きが不合理だからチグハグな印象を受ける。

ブラッククローバー
第86話 憎悪の炎
 一瞬、ファナも魔に愛された村の一族で、数百年前の人間かと思ったのだが、これは記憶を移植されただけかな。
 ヴェットさんはどうだったんだろう。記憶を植え付けられた現代人なのか、復活した過去の人間なのか。

 と、ここでカスミツキ @kasumitukisan さんから教えて頂いた情報をご紹介。

  これは全く気が付かなかったなあ。
 少なくとも、ファナがあの血族だというのは確定的なのか。

 というか、私はリヒトを筆頭にした白夜の魔眼の中心的な構成員は、魔に愛された村人達自身であり、リヒト達は当時何らかの理由で封印され、数百年の時を経て現代に蘇ったのだと思い込んでいたのだが、リヒト達自身も「魔に愛された村」の末裔という可能性も確かにあるんだよなあ。
 
 ただ、その場合ヴェットやファナの回想の出来事も現代のクローバー王国が引き起こしたということになるが、だとしたらさすがに魔法帝が知らないのは不自然だ。

 やはり、リヒトやヴェットは過去の人間で、ファナは白夜の魔眼に拾われた後に、彼らの記憶を植え付けられたと見るべきなんだろう。

食戟のソーマ
 神からの啓示云々はネタのつもりなんだろうけど、正直スベってたと言わざるを得ない。

僕のヒーローアカデミア
第115話 アンリーシュド

 トゥワイスさん……。いつもは暗い性格のオッサンが、変なスーツを着てはしゃいでると思うと哀しくなるな……。

 過去の話以外で、ヴィランによる殺人が描かれるのはひょっとして初めてだろうか(まあ、トガちゃん初登場時の被害者が死んでいるかもしれないが)。
 
 荼毘はステイン信者なので、正しいヒーロー社会を作るためにチンピラを殺しているつもりなんだろうが、ステインの殺害対象はあくまでも「徒に力を振り回す者」である。
 対して、荼毘が殺した人間たちは、ジロジロと見て来る荼毘を威嚇し、追い払おうとする程度だった。

 明らかにステインよりも過激化している。
 荼毘のような自分の劣化版を見たステインがどう思うか、一度見てみたいものだ。

火ノ丸相撲
 なんだかな……。
 蛍の試合に嫌悪感しか抱けなかったから、それを踏まえたチヒロの相撲にも全く熱くなれない。

【歪のアマルガム
 敵のキャラクターも既視感しかなくて全く魅力を感じないのだけど、戦闘面でも、相当近くまで接近しておきながらお互いに大したダメージも負わせられないという場面が続き、緊張感を損なっていると思う。
 
【トリコ】
 副会長を筆頭に洗脳されたまま死んだ連中への救済措置は無さそう。
 ウーメンとか同僚のIGO幹部を(ほぼ)皆殺しにしたわけだが、どう思ってるんだろうか……。

 あと、洗脳されて以来出番の無い美食会幹部達はいずこへ? 
 一応会場をザッと探してみたものの、アルファロとスタージュン以外は誰も見当たらなかった。

斉木楠雄のΨ難
第220話 Ψ眠能力でなりすませ!(前編)
 冒頭のミスリードを目的とした迂遠なモノローグで『嘘喰い』を思い出した。

 これは次週めちゃくちゃ面白くなりそうな展開。
 相卜さんも可愛かったし、大満足である。

約束のネバーランド
 ううーん。
 「理想主義的、博愛主義的だけどどこか壊れてる」というキャラも大概見飽きちゃった感が。

鬼滅の刃
第38話 本物と偽物
 正直、いま一番気になっているのは「『父親』は累の操る人形」という予想が当たっているかどうかなんだよなあ。
 ここから累が大量の「お父さん」を投入するクラッカー君戦法を見せてくれれば絶望感もあって気持ち良いのだけれど。

【天使にエールを】
 私の見かけた範囲の感想では結構評判がいいようだが、個人的にはどうもこのヒロインは好きになれない。
 バカや珍回答を売りにしている芸能人を「芸NO」と否定し、見下しているからだろうか。

 私もいわゆるバカタレントを見るとうんざりした気分になるが、とはいえ、彼らだってその番組の中でどう面白く映るかの努力はしているだろうに、それを一方的に罵倒し、「歌って踊る」という自身の特技を上位に置いている精神性が気に食わないのかもしれない。
  
 芸を見せて観客を楽しませるという点では「歌って踊る」のも、「面白い解答を出して笑わせる」のも同種のものでしかないのに、一体何様のつもりなんだとしか思えないや。

磯部磯兵衛物語
 単純に源は可哀想だわ、磯兵衛はいつにも増して不快だわでぴくりとも笑えない回だった。