ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ28号(2019年)感想

「なんでブラ落ちてんの?」

「ブラじゃないよ! 隻眼用視界矯正サポーター!!」
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週刊少年ジャンプ27号(2019年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意


ONE PIECE
第945話 おリン

 ビッグマムがクイーン様の頭掴んで叩きつける場面が、KOMのゴジラキングギドラの南極での戦闘とリンクしてて笑った。



>狂死郎親分
 鎌で刺されてゾロが万全ではないというのもあるのかもしれないけど、狂死郎親分めっさ強いな。
 大看板並みなのでは。


 戦力で光月家を圧倒していると見られていた百獣海賊団&黒炭幕府であるが、カイドウと同格のビッグマムは麦わらの手駒になるわ、ゾロよりも強いかもしれない狂死郎親分はどうも獅子身中の虫っぽいわで、もはやカイドウ陣営がブラクロの悪魔さん化しつつある気がする。



>魔術師の目的
 あっれ……ホーキンスとローは既に共謀してたわけじゃなかったんだ……。

 ってことは、ホーキンスはローに海楼石の釘を刺した状態でまんまと逃げられたってことなのか。ホーキンスェ……。

 あるいは、今回も本気でローを狙っているわけではなく、牢の中にいったん押し込めてから何らかの策を狙っている?



>その他
・思いのほかガッツリとゾロと日和様のカップリングが描かれてる。


・クイーン様はカイドウに「キッドの心折って部下にしろ」と命じられているから、実際には溺死する直前で引き上げるつもりだったんだろうけど、そのクイーン様が今まさにビッグマムに殺されかけているので、ここで初めてキッドに本当の死の危機が迫ってきたな。


・キングのプテラノドンも、クイーン様のブラキオサウルスも第一印象からの変化が意外すぎる。



>スタンピード
 ガシャガシャの実か。

 シャーロット家でゴチャゴチャの実かを出したばっかりとはいえ、ゴチャゴチャが人間同士の合体なのに対して、ガチャガチャは無機物を合体させるようだ。

 バクバクの下位互換な気もするけど。



 それにしても、エースの事は産まれてすぐに殺そうとしたり、捕まえた時も即座に処刑しようとしていたのに、ロジャーの跡目と見られていた男はレベル6に幽閉するんだ……。


 あんまり世間的な知名度は高くなかったのか、それとも世界政府にとっては血筋の方が重要に思えたのか。


 実際の若頭ではなく、子供の方を危険視するあたり、血筋で回っている世界政府らしい発想ではある。




食戟のソーマ
第314話 極上の石たち

 佐伯先生の巻末コメからしても、やはり終わるのは確定のようで

 残り1話となると、後日談はGIGAか単行本の書き下ろしで、ということになりそう。


 何度か書いてるけど、本誌での『超』重大発表の煽りは、これまでアニメ化か実写化だけだったはずだから、実写化にうるかちゃんの勝利を賭ける



【呪術廻戦】
第62話 起首雷同―捌―


>内通者

 さて、今週の明らかにおかしいニセ夏油の挙動。


 長男が察知したのは九相図兄弟2人が死んだ直後だろうから、虎杖達にまだ協会に報告する余裕は無いはず。


 では、夏油は一体誰に『確認』したのだろうか?

 現場に監視を付けているなら、虎杖達が現れた時点で夏油に報告がいくからこれも無い。


 そう、つまり、夏油は本当は『確認』などしておらず「最初から虎杖達と九相図兄弟がぶつかることを知っていた」ことになる。


 虎杖達の任務そのものが、九相図兄弟や宿儺の指の呪霊と戦わせる為に協会内の夏油の協力者によって用意されていたわけだ。
(関連:五条悟の不自然な『出張』と、操られた虎杖達の任務

 んでもって、誰が虎杖達の任務をコントロールできるかと言えば、当然最も怪しいのは、呪術師の任務を管理する東京高専トップである夜蛾学長ということになるだろう。
(関連:夜蛾学長、夏油の内通者説



捨て駒

 実際の戦闘を見るに、虎杖&釘崎が九相図兄弟を殺せたのは運の面も大きいので、「九相図兄弟の弟2人を虎杖達に殺させる」のがメインの目的では無い気がする。

・兄弟が指を無事持ち帰る。
・兄弟が虎杖チームを追い詰めて宿儺の縛りを強める。
・兄弟が死ぬ。
・宿儺の「地雷」を探り当てる。


 と、どう転んでも美味しい……というのがニセ夏油と夜蛾学長の狙いだったんじゃないかな。



 ニセ夏油が最初から九相図兄弟と虎杖達を殺し合わせるのを狙っていたのは間違いないが、今回の表情を見る限り、どうやら真人は本当に聞かされていなかったようだ。

 所詮は九相図兄弟と同じく、真人ら呪霊もニセ夏油にとっては駒に過ぎないってことか。




鬼滅の刃
第161話 蝶の羽ばたき

 これ、カナヲちゃんが童磨さんを部屋に留めようとしていたのが鍵になりそう。


 つまり、既に童磨さんの体内に致死量が入っていたわけではなく、何らかの方法で部屋の中に毒を仕込み、それを童磨さんだけに吸わせ続けていた(もしくは鬼にだけ効く毒を使った)、と。



 当初から言っているように、私はしのぶさんは死んでいないと予想しているわけだが、毒のせいで童磨さんの感覚が狂っていて、しのぶさんを吸収できていなかったとかはいかがでござんしょう。



>最期
 童磨さんにはベンケーノくらいの死に方をしてほしいなあ。
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  ベンケーノは私の中で嘘喰いのラロ以来のヒット……いや、ラロを超えて佐田国に並ぶくらいの惨めな死に方でキュンキュン来たんで、童磨さんにもちょっとそのレベルを期待してしまう。


 地獄に堕ちて苦しむ姿をような描写があるとかだと、狛治(ともしかしたら恋雪)も同じ苦しみを味わってんのかな……と想像しちゃうので、死ぬまでの短い間、存分に苦しんで死んで欲しい。


 どんな悪党でも地獄で永遠に苦しみ続ける閥とかは嫌なんだよね。




僕のヒーローアカデミア
第231話 道

 花畑党首、コブコブの実の扇動人間でしたか(“煬煽”ハボリムの『熒燎原』の方が近いかも)。

 ホークスはベストジーニストに危害は加えていないとは思うが、「覚悟」とまで言っているので、何らかの一線を越える行為には及んだのだろう。


 考えられるとすれば、誰かの死体をベストジーニストに見せかけて土産にしようとしている、とか(その偽装に本人の身体の一部が必要で、襲撃後に監禁したみたいな)。

 偽装用の死体を手に入れる為にヴィランを殺してしまったという展開は考えられそう。

 容疑者ホークスの献身。



 ホークスに連合潜入を命じたヒーロー公安委員会は警察とは別組織だろうし、死体を警察に捏造させてまで用意できるとは思えないのよね。


 そもそも、もし表沙汰となったら全てをホークスに押し付ける事も含めた潜入依頼だろうしなあ。



 なので、ベストジーニストに偽装した死体をホークスが用意しているとすれば、それはホークス自身が殺害したものだと思う。




チェンソーマン】
第25話 ゴースト・ヘビ・チェンソー

 あらら。

 一撃で死ななかった時点で、「こりゃ作者は本気で殺す気はないな」と甘く見ていたのだけれど、さすがはファイアパンチの作者である。

 恋愛同盟は「今後しばらくはこの関係性をネタにしていくはずだから、姫野先輩は死なない」と読者に誤認させる為のミスリードだったのね。



 己の命を危険に晒してでも欲しがるということは、悪魔にとって人間の肉体はそこまで魅力的なものなんだな。

 食べるんだろうか。


 それにしても、ゴーストの悪魔は永遠の悪魔以上に名が体を表していないな。

 ただ、思い返せば1話のゾンビの悪魔からそんなもんだった気もする。
 コウモリとヒルが名前通りの姿かたちだっただけかも。




【アクタージュ】
第68話 変身

 喉奥にツルツルとして太いモノをムリヤリ挿れられ、涙目でえずく千世子ちゃん……ほぼイキかけました


 ……ただ、小さな声で言いますが、腹の中に小虫サイズの敵が侵入した感覚と、生卵(ゆで卵?)を丸のみしてノドにつまらせた時の感覚は全く違うと思うの。



ゆらぎ荘の幽奈さん
第162話 ガチになったコガラシ君

 虎杖を殺そうとした楽巌寺学長と同じ理屈よね、雪崩きゅんが言っているのは。


 もっとも、コガラシさんと違って虎杖は本当に暴走の危険が高い状態だから、楽巌寺学長の方がより正当性は高いと言えるだろうけど。



【地獄楽(読み切り)】

 天仙様とその部下ばかりが敵だった頃は本当に「箸にも棒にも掛からないバトル漫画という感じになっちゃって、もう終わったな……」と思っていたんだけれど、山田 浅右衛門の増援が結構いいキャラしてるので、また最近面白くなってきたと思う。




ブラッククローバー
第208話 剣

 悪魔さんが「序列」とか言い出すと、

 「うわあああ止めろおおおお! ブラクロの次の長編は魔界編じゃなくて、あくまで国家間戦争を描いて欲しいんじゃあああ」

 となってしまう。




ぼくたちは勉強ができない
第114話 機械仕掛けの蛍は【x】の淡雪に焦がる①

 浦安鉄筋家族の花丸木でしょ、これもう。
 



約束のネバーランド
第137話 変換

 「ここは時空がめちゃくちゃ不安定なの。で、それが全部知ってる光景で繋がってる。この場所は私たちの意識とリンクしてるんだよ意識的にも無意識的にも。つまり意識が介入してるそして意識が介入できるんだよ。要は脳みそ次第だったの。この迷路だったら時空も越えられる」

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火ノ丸相撲

 なんか……ちょっと。


 大相撲編に入ってからこっち、「本来理想としてた姿とは違うみっともない相撲かもしれない。それでも(何らかの理由をつけて)尊いみたいなパターンが続いていて、正直燃えられないのよね……。


 とはいえ、ここで草薙が理想の大和国の相撲で横綱を降してしまったら、優勝決定戦での潮の勝利が弱くなってしまうので仕方がないというのも理解はできるんだけど。




BORUTO

 ここ最近は割とナルトが真っ当に格好いいのもあって素直に面白い作品になっていたから、移籍はまあまあ残念。

 とはいえ、この形式でアンケが取れているとも思えないし、肝心の単行本も右肩下がりとなれば、サムライ8と競合させてまで本誌に残す意味は無いよなあ。