ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ONE PIECE 第925話『ブランク』感想【週刊少年ジャンプ52号】

週刊少年ジャンプ感想
　ミホークのおっさん、さてはペローナ様が出て行くのが寂しくて自分からはモリアの記事の事を言い出せなかったんだな。
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※以下、ネタバレ注意
【黒ひげ海賊団】
　｢海賊島｣と言えばデービーバックファイトが生まれたという場所である。
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　まさかこんなところで登場するとは。
　今は黒ひげの本拠地になってるってことかな。

　一体どういう点で海賊の楽園と呼ばれるようになったのか気になる。

【真打ち？】
　てっきりパンクハザードの公開実験を見てたこの人がキングかクイーンだと思っていたのだが、どうやら別人のようだ。
　だとしたらこの人物は真打ちの一人だろうか。
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　アプーもジャックのことを呼び捨てにしていたから、他にも呼び捨てにする真打ちがいてもおかしくはないし。

【３人いる災害と称される懐刀】
　やはりというか、このシルエットの３人が｢三害｣だったのね。
スクリーンショット (73)
　もっとも、ジャック以外の二つ名は「災」の方が付いてるから、もう「三害」という呼び方はできないけど。

　第920話感想では、

　他の災害の名前は「キング」と「クイーン」ではないかと予想されており、つまり１人は女性ではないかと考えられるのだが、右のハゲはどう見てもオッサンなので、真ん中がクイーンかなあ。
　……正直、ピーカにしか見えないけど。

　などと書いたのだが、まさかのハゲでデブのオッサンこそがクイーンだったという。
　百獣海賊団には何人か女性の船員いたし、絶対にクイーンは女幹部だと思ってたぜ……。

　あと、今ふと思ったんだけど、ひょっとしてピーカの兜はキングの仮面を真似たものだったのだろうか。
　ドンキホーテ・ファミリーは百獣海賊団と同じくトランプにまつわるコードネームを使用しているし、ノースブルー時代から百獣海賊団の下部組織だった可能性はあるんだよね。
（ドフラミンゴの「若様」という敬称とカイドウとの関係）

【インペルダウン？】
　キングとクイーンは、うーん……。
　シャーロットさん家の3将星に比べるとキャラデザが。

　いやキングはまだ良いのだけれど（マゼラン副署長にコンセプトが似すぎな気もするけど）、クイーンがね……。

　キングの羽はマゼラン副署長とかのインペルダウン職員みたいなコウモリっぽい羽ではなく、鳥類の羽に見えるな。
　あるいは天使？

　｢ヒトヒトの実 幻獣種 モデル『堕天使』｣の能力者だったりして。
　放出してる炎は能力による地獄の業火みたいな。

　おっと、何となくマゼラン副署長っぽいと思っていたら本当にインペルダウン関係者の可能性があるんだな。

　もしキングが元々インペルダウンの職員だったとすると、四皇幹部に２人も元職員を輩出している事になるよね（20数年の間を空けた自体とはいえ）。
　組織体制を見直すべきじゃなかろうか。

　……まあでも、海軍もここ数年で少なくとも２人（ゼファー合わせたら３人）将官から海賊を出してるな。

【ずっこけジャック】
　ここんとこジャックさんは初登場時のようなイカレた印象が鳴りを潜めて、どうにも三下感が漂う描写が多かったけれど、実際３幹部の中では１枚落ちる扱いだったのね。
　ワノ国ではカイドウさんと兄御達に頭抑えつけられているから、外ではあんなにハッスルしてたのか。

＞「もう一つ言っとこう。俺は破壊が好きだ」

　ストレス溜まってたんやんなあ。

【取り引き】
　あ、ちゃんと次の取引先も考えてあるのね。
　ごめん、百獣海賊団にそんな頭は無いと思ってました。

　しかし、相手はどこの組織なんだろう。
　仲買人なのか、それとも直接武器を欲している所なのか。
　SMILEに代わるカイドウが欲しがるような取引材料も思いつかないしなあ。それこそ本物の悪魔の実とか？

　だとすると、考えられる組織としてはCP-0……あるいは黒ひげ海賊団って線もある？

　カイドウは能力者だけで構成された最強の海賊団を作ることを夢見ているので、黒ひげが奪った能力を、カイドウの縄張りで製造した武器と引き換えに百獣海賊団の船員に与えて貰うというのは考えられそう。

【モリアと黒ひげ】
　記事になってるモリアの行動は海賊島でのものとは別件のようだが、なぜ今になって公に姿を現したんだろう。
　何らかの準備が整って、黒ひげの所にアブサロムを使わしたのもその一環だったのかな（同盟を申し出てすげなく断られたとか）。
　ああー、たしかにアブサロムの能力が狙われやすいという認識があったのに単独で使者として向かわせるというのはちょっと考えにくいか。

　ルフィ達がカイドウのところに行ったことを黒ひげに知られているってことは、やはり海軍の傍受がそこまで詳細にキャッチしていて、それが新聞でも報じられたのだと考えられる。
　ウィーブルとミス・バッキンがルフィを追ってワノ国に来る下準備はこれで整ったと見て良さそう。

【アシュラ童子】
　片足を失った状態で互角ということは、元はアシュラ童子よりもイヌアラシ公爵の方が強かったのかな。
　ただ、公爵はジャックに手傷を負わすまでには至らなかったようだった。

　これはアシュラ童子との対戦ではジャックが油断していたと考えるべきかもしれない。

　イヌアラシ公爵は初手はまだ話し合いを模索していて、ジャックの鼻を止めただけだったので、そこで強さを感じ取ったジャックが最初から本気で戦ったのではないか。


　そして、酒呑丸＝アシュラ童子の息子説、ここの潰える。南無。

【その他】
・モリアさんはカイドウと｢渡り合った｣というだけで、｢互角だった｣とは一言も言われていない定期。
・「渡り合う」に互角という意味は含まれない定期。
・つまり、一方的にボコボコにされても戦火を交えさえすれば「渡り合った」ことになる定期。

・ちょいちょいジャックさんが町を破壊しちゃうから担当地区のアガリが少ないんじゃないの？
・とはいえ、｢怒らせたら町は終わりだ｣とか言われてた割には博羅町も破壊してないし、おこぼれ町がカイドウに滅ぼされる事を恐れてたけど。

・キングさんに既視感があったのだが、妙にドロヘドロっぽいんだなこの人。

・能力が移ったことから、アブサロムがマジで死んだと受け止めてる方をちょいちょい見たが、賭けてもいいけど絶対生きてると思う。

・そもそも、黒ひげがヤミヤミの能力に固執したのは、あれが持つ「引力」に能力を奪う効果があるからだと考えられるので、通常の悪魔の実の「転生」とは能力移行の経路が全く違うのだろう。
・げげー、ホントだ……。

・まあ、大抵の場合は能力を奪われた人間は殺されるからジンベエはこういう認識をしているだけで、能力者を殺すことが奪う条件とは限らないってことで。

・そうそう現代編で死人が出るとは思えないんだよね。
・個人的にはペドロもパウンドも生きてると考えてるくらいだ。