ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ42号(2018年)感想

 数日前にたまたまこれを見たばかりだったので、今週の呪術廻戦で思い出してちょっと笑ってしまった。
 許すまじ高橋邦子。


週刊少年ジャンプ41号(2018年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意

ONE PIECE
第917話 食糧宝船


>扉絵
 麦わらの一味の海賊旗かあ。
 来るべき麦わら大船団が集結する事件の際に掲げられるのかな。

>真打ち
 まあ、何度か書いていることだが、ビッグマム海賊団の「大臣」にもピンキリあったように、百獣海賊団の真打ちも同じということなのだろう。
 同じ九里の真打ちでもホーキンスとホールデムでは相当実力差があるだろうが、スピードはどの程度の強さなのだろうか。

 それにしても、『獅子の火』って。
 普通のライオンのゾオン系能力者ではこんな芸当はできないだろうから、スマイル能力には色々と特殊能力が付与されていると見るべきなのかな。

>お菊さん
 「ネコ」「イヌ」「ゾウ」といった単語に反応しないということは、少なくともお菊さんは光月家の関係者ではなさそう
 酒天丸の頭山盗賊団の一員かどうかは……今週の反応だけでは何とも言えないな。

 百獣海賊団に連れ去られているというのに、ルフィはともかくゾロが気にしてもいないところを見ると、やはり正体は男に思えてならない。

>その他
・お鶴さんの着物、おこぼれ町のボロボロの住民と比べるとだいぶ綺麗だな。
・新入りということだったけど、元は花の都や役人町のような裕福な場所で暮らしていたんだろうか。

・スピード様、うんこはともかくおしっこは前と後ろのどっちから出すんだろうか。
・というかトイレがめちゃくちゃ大変そう。

・噛二郎の部分とホールデムは痛覚を共有していないのね。

鬼滅の刃
第126話 彼は誰時・朝ぼらけ

 ああー、先週の感想で「怒りの感情を分離してるはずなのに普通にキレてる」と書いたけど、あれは怒りじゃなくて恨みという理屈だったのか。

>回想
 半天狗さんの過去、40号の時点ではお奉行の悪人面で「あー、これ元は役人だったけど、上役に罪を着せられて、冤罪で罰せられたってことか。感動の回想パターンね」と読者の誰もに思わせておいてからの、お奉行超良い人・半天狗ただのドクズという流れ。
 あまりにも美しすぎる。 

 上弦の陸兄妹の印象が強かったから、まさか伍と̪肆がどっちも感動キャンセルでただのクズにしてくるとは思わなかったよね。
 「一部を除いて鬼には感動の回想がある」という思い込みを逆手にとった展開にまんまと嵌められてしまった。

 つーか鬼舞辻さんは何でこんなコソ泥に目をつけて鬼にしようと思ったんだろうか。
 恩人だろうが平気で裏切り、人を殺しても「俺は悪くねえ!」で済ませる精神性が鬼に相応しいと考えたのかな。
 それにしては生前から悪党という鬼が意外と少ないし、鬼舞辻さん基準がよく分からない。

 「儂が悪いのではない。この手が勝手に」という人間の頃の考え方が、分身を作って彼らに戦わせるという能力に反映されていたのは面白かった。
 憎悪の人はもしかして描写すら無く消滅なのだろうか。

>禰豆子
 炭治郎お前……。
 妹を犠牲にして見知らぬ他人を、しかも大勢ならまだしも、たった3人を助けに行けるような奴だったのか……。

 いや、これは禰豆子が後押ししたから。彼女の意志を尊重したからこそ出来た行動……。泣いた。冗談抜きに涙がこぼれそうになりました。
 眩しい。眩し過ぎる……。

【呪術廻戦】
第27話 もしも

>「悪い……人……」
 遅っせ。

 思いっきり壁に叩きつけられた挙句、現在進行形で潰されそうになっている虎杖に向かって、「虎杖君落ち着いて!! 真人さんは悪い人じゃ――」という台詞はさすがに面白過ぎた。

 やはり今回のエピソードをここまで長く描いたのは、真人への読者の呪いを煽る為だったのかな。
 要するに真人は結界師で言う火黒みたいなポジションになるんじゃないかと。 

 順平は罪のない人々が真人のオモチャにされているのを見て見ぬふりしてきたツケを払わされたか。南無。
 妻子を一気に失った吉野父が一番可哀想だなと思ったけど、全然登場しないしもしかして母子家庭なんですかね。

 あっ、順平お前ひょっとして真人に父親を求めてたのか……?
 なんて哀れなやつ。

>宿儺
 んん? なぜこのやり取りで「虎杖が縛りを忘れている」ことを確信できたんだろう。
 あの縛りは「1分間だけ宿儺に身体を明け渡す」だけなので、虎杖がもっと宿儺有利の縛りにする取引を持ち掛けている可能性もあるよね。

 あと、真人の「魂の形は反転術式でどうこうなるものではないけれど……他人を治すのは専門外か?」という分析もよく解らない。
 「反転術式で他人を治すことは出来るけれども、反転術式で魂の形は元に戻せないから、縛りを断った」かもしれないのに、何でそこから「他人を治すのは専門外」という結論に飛んだの?

 「反転術式で魂の形は戻せないが、宿儺ほどの呪霊なら自分のように魂の形を弄る術は持っているはず。なのに断るということは、他人の魂を治すことまでは出来ない」という意味なんだろうか。
 だとしたらさすがに分かり難過ぎると思うんだけど……。

 真人が「魂の構造を理解しているのはこの世で自分だけ」と考えていることをスッカリ忘れていた……。
 なるほどなあ。彼は「反転術式で魂は直せないことを宿儺が知るはずがない」と確信していたからこそ、こういう台詞が出てきたわけか。

 真黒さんに教えて頂いた解釈を踏まえると、宿儺が虎杖の申し出を断ったのは、

・魂の構造を理解していない為、今は1分間の縛りで十分だと考えているので嫌がらせを優先した。
・真人の読みはハズレで、実際には宿儺も魂の構造を理解している(が、真人のように構造をイジることは出来ないので断ざるを得ない)。

 の二通りの理由が考えられるな。

 宿儺ほどの呪霊なら魂の構造を理解していてもおかしくないと思うので(というか私はそう思い込んでいたので、真人の分析の意味に気付けなかった)、後者も可能性はあるかなあ。

>真人の狙い
 「順平と虎杖をぶつけて、宿儺優位の縛りを科す」と言ってたから、てっきり今回みたいに順平を治すために虎杖が宿儺に縋ることを期待していたと考えていたのだが、真人の狙いは別にあるのか。
 うーん、単に真人が虎杖を窮地に追い込むだけなら順平は必要ないし、虎杖の心を憎悪で支配させると宿儺が出て来やすくなるとかそんな感じ?

>夏油
 順平が無惨に死んだことで、25話の感想で書いた夏油ニセモノ説が信憑性を帯びてきたのではないか。
 真人が順平を殺すことを予期していないはずはないから、本物の夏油がそれをあっさり見捨てたというのは考え難い。
【呪術廻戦】ホンモノの夏油傑は既に死んでいる説

ぼくたちは勉強ができない
第79話 癒しの新天地にて彼は再び【x】が為奮闘する

 イカレ店長がニセコイの台車のような使われ方をされ始めたな。

 そして武元うるか、完全なる正ヒロインの風格しかない。

>「成幸にあんなドSなイチメンがあるとは」

 文化祭でうるかちゃんに「恥ずかしいから見に来ないで」と言われた時に口では行かないと言いつつ(絶対見に行こう)と考えていたことについて、「成幸くんはうるかちゃんの前だとSっぽくなる」と指摘されていたのを思い出した。

Dr.STONE
第74話 運命の20秒

 獅子王くん、ホント人望ないな……。
 まあ、自分の親さえ殺そうとしてるような奴に好きで付いていく人間の方がおかしいんだけど。

 モヒカン達は……忘れられてもしょうがないね。
 ろくな奴らじゃなかったし。

 もっとも獅子王くんの立場からすると、「彼らは立派な人間だった」と考えなければ大義が根底から覆るので、連中のろくでもなさを認めることはできないわけだが。

ブラッククローバー
第173話 決戦クローバー城

 国王の親族の娘って、以前ランギルスの回想に出てきてた子でしたっけ?
 王族だったのね。

 そして、三大王家だと……?
 王家の中に姓がいくつかあるのかと思ったら、そもそも全く違う王室なの?

 それで政体を維持できるんだろうか。どう考えても争いの源だと思うんだけど。
 必ず持ち回りで国王を輩出するようになってるのかな。


僕のヒーローアカデミア
第198話 必要!!時には足止め現状把握

 B組が物間くんと拳藤さんの二頭体制という解説、最にして高。

>「業火に灼かれて」
 塩崎さん全く反省してなくて笑った。最初、何かしらの謝罪の弁を述べてるのかと思ったよ。
 この期に及んで一方的に宍田くんを責めたてるとは。

 真面目な話、相手を欺くような策をとれない塩崎さんの性向は、言うまでもなく今後のヒーロー活動において致命的な弱点になり得るわけで、そこを放置したまま進むとは思えないんだよね。
 何かしら塩崎さんメインの話が今後描かれて、彼女が改心する展開があるのかもしれない。

 黒色支配はその名前からBLEACHの零番隊の和尚みたいな能力しか想像できなかったんだけど、さすがにあそこまで強力ではなかったか。

約束のネバーランド
第103話 あと一手

 この人、2年間も脱走した子供達を捜索する任務に従事してたのか……。
 それだけの間成果なしでよくピーター・ラートリーも任せ続けましたね。

【アクタージュ】
第33話 夜景

 さて、いよいよアキラのターン。
 どういう風に変化するのか予想がつかないだけに楽しみだ。

 七生の「……へぇ」は大きかったのか、それとも思ったより小さかったのかどっちなんだろう。

食戟のソーマ
第279話 狼煙を上げろ
 えりな様との一夜を過ごして浮かれる創真。
 はい、頂きました。

銀魂
最終話 最終回を越えて行け

 んん……まあ、中途半端な終わり方されるよりは良いかな。
 終わろうとはしてたけど、描きたいことが多すぎて空知先生が中々畳めなかったってのが真相なのね。

 最後まで銀魂らしいギャグを見せてくれた、と言いたいところだけど、そもそもテニプリの最終話があんまり記憶に残ってないので、あんまり楽しめなかったや。

 ここまで来たらGIGAまで付いていくんで、最後は銀月の結婚式エンドな。マジよろしく。

ダビデ君】
 お、お、お……面白く……ない。
 とりわけ擬音ネタが絶望的につまらない。
 あとおっぱいの描き方が下手。

 ただ、一番癇に障ったのは「あのミケランジェロもビックリギョーテン」という一文ですね。何やねんこの煽り。

【ジモトがジャパン】 
 途中まではダビデ君より更にアレなやつ来ちゃったなという感想だったんだけど、相手が田舎者だからという理由で急に暴行を働くキチガイの登場からはちょっと面白かったです。
 今後も徹頭徹尾、色んな都道府県を小馬鹿にした内容でいってほしい。