ネオ天草のジャンプ感想日記

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GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第14話『帝都激震』

 急にきっつい話に。

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第13話『開宴』感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
拉致被害者
 性奴隷にされるわ、恋人も家族も知らないところで失ってるわでもうね……。
 「ノリコ」という名前が出たときは「あのウサギ、日本人っぽい名前だなあ」くらいに考えてたから、彼女が連れられてきたときはゾワッとした。

 侵攻してきた軍はあっと言う間に蹴散らした印象だったし、拉致された人間がいるとは想像してなかったからなあ(実際、日本政府側もそういう認識だったようだけど)。

 しかし、1話ではゲートが出現してすぐに帝国軍が侵攻してきていたけど、望月ノリコが拉致されたときは、どこから侵入されたんだろう。
 今あるゲート以外にも一時的にゲートが発生していた? このあたりの経緯はよく分からなかった。

【皇帝陛下】
 やはりというか、ただの暗君ではないようで、ひとまずは良かったと言っても良さそうかな。
 銃撃を見てもそれほど驚いていない様子だったから、ある程度このくらいの戦力差は想定していたみたいだけど、だとしたらこれまでどうやって自衛隊と戦うつもりだったんだろう。
 実際に銃を見て勝てないと悟った?

 いや、そもそも帝国軍が壊滅させられた時点で戦争を続けることは考えていなかったのかな。
 元老院が主導権を握る形で和平が進むことを避けたかっただけなのかもしれない。
 しかし、ここに来て最早和平を引き延ばす猶予はなくなったと見たのだろうか。

 ここからはどれだけ元老院を抑えて交渉を進められるかが皇帝の目的になってきそうだから、今後も何か仕掛けてくる恐れはありそう。

 どうやらウサギのミンク族はバカ皇子を利用して何かを企んでいる様子で、彼女の目論見に状況が引っ掻き回されそうな気もするしなあ。

【その他】
・帝国の建築物もそこそこの耐震性は備えてるんだな。
・また、お父さんを探してるのか……。
・まあ確かに世論といったものは、現在進行形で北朝鮮や中国など独裁国に突かれている弱点ではある。
・帝国と比較すればそうかもしれないが、「民を愛しすぎる」というのは現代の日本国民には過大評価だろう。何十年も拉致被害者を救えていないんだから。
・開戦前にさらった……。どのタイミングなのかよく分からない。少なくとも開戦数日前のことだし。
・相手国民を奴隷にすることは帝国では普通のことなのに、なぜ日本からさらったことに元老院議員が驚いていた?
・「そんな余計なことしてやがったのか!? まずい、和平交渉が……」という驚き?
・馬鹿を演じてる? 確かに思ったよりは宮廷の思惑にも通じてたけど、とても今までの言動が演技とは思えない。
・自分では演じてるつもりでいるだけで、基本的にはやっぱりバカなんじゃないの?
・確かに不特定多数の慰み者になっていなかったのはせめてもの救いか……。もっとボロボロにされていてもおかしくはなかっただろうからなあ……。
拉致被害者は男性2人、女性1人。ヒロキ……。