ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ミンク族と満月の関係と、チョッパーのヒトヒトの実について

 月の古代都市とか、チョッパーの能力との関連性とか。
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週刊少年ジャンプ52号(2017年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意


 886話にて、キャロットが今夜が満月かどうかを気にかけている描写があった。
 ゾウ編の時点で満月の夜にはミンク族が強化(狂暴化?)することが示唆されていたのだが、ホールケーキアイランド編にてその布石の回収が行われるようだ。

 満月によって「狂暴化」する可能性を考えたのは、ワンダが「今が月夜でなかったことに感謝しろ」「今夜は満月だが、雲に覆われていて良かった」と、まるで満月を恐れるかのような台詞を言っていたからである。
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 前者の場面はルフィが侠客団と戦った直後のものなので、「もし月夜であれば侠客団が強化されており、ワンダ達が助けに入る前にやられていた」という意味だとも解釈できる。
 しかし、後者の台詞は一行が仲良く道を進んでいるときの台詞であり、単に満月で戦闘力が増すだけならば「良かった」というような安堵の言葉が出るのは不自然だ。

 おそらく、満月の光を浴びることでミンク族は、2年前時点のチョッパーの怪物状態のように、戦闘力の増強と引き換えに理性を失うのであろう。


 ミンク族や魚人族といった亜人達が、古代文明によって生み出された人工生命体という考察は以前からあったが、高い文明を持つ古代都市がかつて月に存在したことを考えると、ミンク族が月光で変異するのも、古代都市が関係していると考えられる。

 

 つまり、ミンク族の祖先は、血統因子の操作によって月面文明が生み出した生物兵器であり、月光に含まれる何らかのエネルギーを浴びることで強化ならびに狂化されるように出来ている、と。

 


 ……というところまで考えて、ふと思ったのだが、ひょっとしてチョッパーの食べたヒトヒトの実って「モデル〝ミンク族〟」ではなかろうか。

 

 ゾオン系の能力には「人型」「人獣型」「獣型」の三つの基本形態があり、人間が通常のゾオン系の悪魔の実を食べた場合、「獣型」形態ではほぼ完全な獣の姿になる。

 それに対して、チョッパーの「人型」形態は、獣の要素を色濃く残しているのを以前から疑問に思っていた。

 

 もし、チョッパーの食べたヒトヒトの実のモデルがミンク族ならば、この疑問も解消する。

 人型形態であろうとも、ミンク族を模しているのだから全身に毛が生えた姿で全く不思議はないわけである。

 

 チョッパーがランブルボールを使い無理矢理に引き出している「怪物形態」も、本来はヒトヒトの実(モデル〝ミンク族〟)に備わっている性能の一つであり、鍛えた能力者なら満月の光を浴びることで変身できるようになる、と捉えることもできるのではないか。

 

 もっとも、この説には一つ難点がある。

 それは「ミンク族モデルの能力だとしたら、何の動物のミンク族なのか判然としない」ことだ。

 

 ただ、これは当該のヒトヒトの実が「ミンク族」という種族そのものの特徴をモデルとしており、特定の一族を模したものではない、と考えれば筋は通る。


 人間がヒトヒトの実(モデル〝ミンク族〟)を食べた場合、「人型(元の姿)」、「半ミンク型」、「ミンク型」の3つの基本パターンに変身できるのだろう。
 センゴクが食べた大仏モデルのヒトヒトの実で既に明らかではあったが、人間がヒトヒトの能力を得た場合、通常のゾオン系のような「人型」「人獣型」「獣型」とはまた別の呼称があるのかもしれない。