ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

大逆転裁判2 第1話『弁護少女の覚醒と覚悟』感想

 龍太郎さん可愛すぎるやろこれ……。

大逆転裁判 第1話『大いなる旅立ちの冒險』感想

大逆転裁判 第2話『友とまだらの紐の冒險』感想

大逆転裁判 第3話『疾走する密室の冒險』感想

大逆転裁判 第4話『吾輩と霧の夜の冒險』感想

大逆転裁判 第5話『語られない物語の冒險』感想


※以下、ネタバレ注意

【真犯人】

 うーんむむむむむむ。

 ホント、終盤までは「これこれ、こういうクズを待ってたんだよ!」と小躍りして喜んでいたんだけれど、最後の最後がなあ……。


 あんなに長々と動機について喋らせて、「言論規制の被害者」みたいな構図にする必要ありましたかねえ。

 そこはさあ、「正義漢ぶってるが、実際には保身しか頭にないクズ」のままでスカッと終わらせてほしかった。

 

「確かに貴方は○○の犠牲者かもしれない。だけど、貴方がやったことは○○と同じなんだ」
「う、うう……刑事さん……」orz

 

 というパターンは逆転裁判とは食い合わせが悪いと思うんだよなあ。

 

 その点、逆転検事2の黒幕も、動機には同情の余地があり、御剣から『貴様のやったことは復讐相手と同じだ』と指摘を受けた犯人ではあったものの、それを鼻先でせせら笑い一切悪びれない程の畜生だったから、事件解決後も爽やかな気分でいられた。

 

 ジェゼール・ブレッドの身柄に関して大きな陰謀が関わっていると強調するためだったんだろうけど、大逆転裁判1から続く「解決したのにスッキリしない」という悪弊がここでも出ちゃったか、と嘆息せざるを得ない。


 1
話からこの調子で本当に逆転裁判3逆転検事2に並ぶほどの名作になるんだろうか……。

 

【御琴羽教授】

 大逆転裁判11話からどうにもこうにも胡散臭いこのオジサン。

 この人も「プロフェッサー」だから、コイツこそがメグンダルの組織のボスではないかという疑念もチラリと頭に浮かんだりしていたのだが、今回の話を見る限り「亜双義を巡る陰謀に関わっている」ことが強調され過ぎていて、逆に怪しく無くなってきたかな。

 

 おそらくは、バンジークス卿を裏切ったという日本人こそが御琴羽教授なのだろうけど(他にそれらしき日本人がいないし)、この人も英国に渡ることになるのだろうか。

 

成歩堂龍太郎】

 可愛い。

 

 可愛い。ドストライクです。タクシューも中々やってくれおる。

 

【陰謀】

 1の最後で明かされた「機密電信」の中にミス・ブレットの名前は出てこなかったけれど(ただ、詳細不明の「フィッシャー」だかサッチャーだか「ブッチャー」だかいう名前の人物が1人いたので、ジェゼール・ブレットという名前が偽名という可能性もある)、亜双義に関係した機密と、ブレットに対する領事裁判権発動の密約は関係しているわけか。


 亜双義自身にはブレットと関係がある自覚は無さそうだったが、どう繋げてくるのかな。

 

 しかし、前作2話で亜双義が死んだ時もそうだったけど、大きな陰謀に関わっていると匂わされた人物が殺されれば、当然その陰謀が原因だろうと期待するから、またしても陰謀そのものとは無関係なことで死んだだけでした、というオチには拍子抜けしてしまった。

 

 というか、ミス・ブレットの裁判もしこりを残して終わったから、龍ノ介の手で決着をつけたかったのに。

 

【その他】

・ぎゃあああ!? 今度こそ鉄槌を下すのを楽しみにしてたのにいきなり死んどるやんけ!!

 

・殺されたのが日本人なら領事裁判所が無罪判決を出すってのも分かるけど、実際には被害者も英国人なんだから、必ずしも無罪になるとは限らないのでは……?

・まあただ、わざわざ密約を結んでまで助けたがる=英国政府にブレットを裁かせる気はない、ということなのか。

 

・ちょっと、あれですね……。どこから刺されたかなんてだいぶ前から明々白々なのに、全然誰もその可能性に思い至らないことに若干イラついてきた。

 

漱石が毒に対して異常な反応を見せてたけど、何か毒と関係があったっけ?

・と、なるほど1では語られていなかった事件があったのか。

大逆転裁判2 第2話『吾輩と霧の夜の回想』はこちら