ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

あの夏で待ってる 第5話 「先輩はヒロイン。」

哲朗の意図は、果たして。 【石垣哲朗】  ラスト、海人に柑菜の気持ちを教えたのはどういう意図なのか。  おそらくは、それを海人に意識させることで、柑菜と接近させようというつもりではあるのでしょうが、しかし、その中に「これで2人の関係が拗れれば……」という思いが全くなかったかというと。 「このままで良いのか?」という柑菜への問いかけは、そのまま哲朗自身にも返ってくることですからね。    今回の撮影でわざと無茶な方向にして退場したこともそうですが、彼は海人とイチカ先輩を接近させようともしているんですよね。  元来がお節介焼きの性分でもあるんでしょう。海人が気にかけていたイチカ先輩のことを調べたり、話しかけたりしたのも彼ですしね。  もしかしたらこの時から、海人が柑菜以外の女性と付き合うことになれば……、という思惑も、あるいはあったのかもしれませんけれど。 【谷川柑菜】  イチカ先輩にいつまでこの地に留まるのか訊いたのは、海人との会話に水を差したかったのか、イチカ先輩はいつか帰ってしまう、つまりずっと一緒にはいられないんだと意識させたかったのか、あるいは、彼女はいずれいなくなるということを確認して安心したかったのか。    彼女も反省していましたが、下手すると「早く帰れ」という意味だと受け取られかねないしなあ。イチカ先輩はそうは受け取ってないでしょうけど。 「これから(映画の主人公とヒロインの)2人はどうなると思います?」 「幸せになれば良いとおもうけど」 「ですよね……。そうですよね……」  この会話からしても、イチカ先輩と海人の邪魔をしてはいけない、とも思っているのでしょうね。  しかし、やはり、諦めることは出来ない、と。  そういえば、やはり柑菜と哲朗が幼馴染みなんですね。  2人は海人とも家族ぐるみの付き合いなので、彼ともそれなりに長い付き合いなのでしょうが、柑菜と哲朗はもっと古い関係ということなのかな。    哲朗を主人公役に推していたのは、海人にイチカ先輩の相手役をさせたくなかったからでしょうか。  とはいえ、この映画は元々海人が監督・カメラマンをするというのが前提なので(結局役者をやることになりましたが)、それは穿ちすぎかな。単に面白がっていただけか。 【貴月イチカ  規則を口にするということは、今回の地球への旅行も許可をもらってのものではあるようですね。  母星との連絡手段はあるのだろうか。それとも通信手段もトラブルで壊れたのか。  宇宙船が壊れてもあまり焦っている感じではないので、いざとなったら救助を求められるのかな?  地球は開発レベルFの辺境惑星なのね。まあそうだよな。となると、彼女の母星は、それ以外の惑星とも交流がありそう。  今のところ地球が侵略されていないということは、イチカ先輩の母星を含む宇宙連盟(仮)は地球(以外の辺境惑星も)に手は出さないという協約でも結んでいるのか、それとも単に地球を侵略するメリットが無いだけなのか。    単なる旅行者っぽいイチカ先輩が地球に来られるくらいなので、地球旅行への規制はなさそうなのに、それほど多くの宇宙人が来ている様子ではないということは、おそらく、彼らにとって地球は魅力的ではないのでしょうね。  イチカ先輩は宇宙人の中でも物好きに分類されるんじゃないかな。  彼女はMIBをやたら恐れていますが、MIBは宇宙人に対抗できるだけの技術を保有していたのに対して、この世界の地球はそんな技術を持ってはいなさそうだよなあ。そんなに恐れることはないんじゃ。  まあでも、彼女はそれほどの武装を所持してはいなさそうだから、いくら開発レベルFの技術でも、数でこられたら一溜まりもないのか。  もし彼女が宇宙人だとばれて政府当局に捕まったらどうなるかなあ。彼女は当局に捕まるのを恐れているので、おそらく政府も宇宙人の存在を知らないのでしょうね。  となると、これだけコミュニケーションが可能ならばまずはイチカに詳しい話を聞いて、彼女の母星と交流を持とうとするか。    これだけの技術格差がある以上(彼女が宇宙人だとバレたということは、彼女の所持する技術を見られたということですから)、もし彼女を非人道的に扱って、それが彼女の母星に発覚した場合のことを考えれば、丁重に扱わざるを得ないですからね。  イチカ先輩が母星と定期的に連絡をとってたり、あるいは彼女の安否が母星に伝わる仕組みになっている可能性があるので、非人道的な行いをした途端、地球が攻撃される恐れもありますからね。  彼女の恐れている解剖なんて、怖くてとても出来ないでしょう。腫れ物を扱うような対応をされるはずです。    今週はイチカの家族に関する話も出てきましたね。  女系家族というのは、どういう意味なのでしょう。単に父親がいないというだけなのかな?  彼女の種族に雄が存在しないということも考えましたが、「男女」という概念を持っているのでそれはなさそう。  父親がいないというのも、元々存在しない、つまり、母親が一人で妊娠することが可能な種族だったり、あるいは精子バンクなどを使ったりしたということなのか、それとも、幼い時に死んでしまったということなのか。  イチカの母親、姉、妹はいずれ出てきそうな気もします。  おねてぃもそんな展開がありましたからね。あるいはこれも単なるオマージュなのか。  あ、そうそう。海人と柑菜に野沢菜サンドを振る舞っていましたが、彼女は食べていなかったですね。何でだろう。  もしかして、地球の食べ物が食べられないとか、あるいは食事の仕方がそもそも地球人と違うとか?  これまで、彼女が食事しているシーンってあったかなあ。思い出せない。 【その他】檸檬先輩は、あきらかにイチカが宇宙人だと分かってからかっているように見えますが、しかし、檸檬も宇宙人だとすると、これは自分の首も絞めることになりかねないのでは。バレはしないと高をくくっているのか。 ・最初の設定だけ決めて、その後は全てアドリブ……。全く脚本の役目を果たしていないんじゃ。川越が生んだ鬼才のこの動画を思い出した。 ・今週の黒電話とかやたら古い物が多いなあと思っていましたが、思えば携帯電話も持っていないんですね。もしかして、時代設定自体が少し昔の話なのか? ・美桜はまた全裸なのか。風呂上がりでとかでなく、単に自室では全裸になる習慣なんでしょうね。 ・1話感想で書きましたが、やっぱりイチカ先輩って肌を見られることには無防備ですよね。男女の関係を意識したりはするのに、裸を見られたりするのを恥ずかしいとはあまり感じないのか。 ↓クリックして頂けると励みになります。 にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
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