ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ10号(令和2年)感想

 人気投票か……。

 応募券形式とはいえ(本誌だけではなく単行本にも付いてきたら戦争になりそう)、今の状況を考えるとカナヲちゃん20位以下も覚悟せにゃならんでしょうね。

ジャンプ9号の感想はこちら。

neoamakusa.hatenablog.com

【魔女の守人】

第1話 魔女の守人

>「私の側に私を守ってくれる騎士がいてくれたら嬉しいと思う」

 幸せになれないとまで言い切ってるので、ささやかな望みを言うのかと思ったら、結構贅沢なもん望みますね。

 

>秩序

 バーン市国元首の司祭は顔だけを見てどうせ1話の黒幕なんだろうと決めつけてたんだけど、そんな浅はかな展開じゃなかったね。ごめん。

 割と真っ当というか、それなりに正当性のある人間だった。

 

 ただ、魔女本人にまで「殺処分」のことを教える必要はないんじゃないの?

 逃亡の恐れを招くだけだと思うんだけど。

 必ず首輪を外す時はあるわけで、その際にあの圧倒的な魔法で抵抗されたら一たまりも無いような。

 魔女自身の為にも何も知らせぬまま、時期が来たらいきなり殺せば良いだけでは。

 

>人口

 魔女候補として犠牲になる十二歳の少女というのは、さすがにウヴ連邦王国全体で3000人ってことなんだろう。

 主人公も「王国の戦士」を自称していたくらいだから、直接属する市国ではなく連邦王国全体への帰属意識が高いようだしね。

 

 日本だと12歳の少女の人数は40万人くらいのようで、ウヴ連邦王国全体の人口は解らないけど、仮に12歳の少女が数万~十万人くらいいるのなら、数年に一度3000人を死なせても、そこまで人口に甚大な影響は出ないだと思う。おそらく。

 

>名前

 「ファフナ」「マナスファ」

 覚えにくい。もう少しなんとかならんかったか。

 

【ONE PIECE】

第970話 おでんVSカイドウ

neoamakusa.hatenablog.com

 カイドウは船長のロックスが死んだ事に絶望して、船長のいない退屈な世界から逃れようと自殺未遂を繰り返してたんだと考えていたのだが、なるほど、おでん公か……。

 うーんでも、そこまで入れ込んでだとすると、「お前の父はバカ殿だ」という表現はしない気はするなあ。

 

 おでん公と出会う前からカイドウは目的意識を持って自身の海賊団を強化しているしね。

 つまり、おでん公と出会う前から世界を壊すような最高の戦争を目論んでいたんだと考えられるわけで、やはりワノ国に来るより前には既にメンヘラ化してたと見るべきじゃないかな。

 

 カイドウの半生として想像してんのは、

 

世界転覆を目的とするロックスに憧れ、海賊見習いとなる。

野望半ばにロックスが死ぬ。

メンヘラ化。ロックス船長のいない世界を「退屈」と断じ、自殺未遂を繰り返す。

その一方で、船長の野望を真似て、世界を壊すような戦争を目論む。

 

 みたいな。

 

 それにしても黒炭ババアはババアなのにあのフットワークの軽さには感心しますね。

 自ら兎丼まで出向いて乱戦の中に加わっていくとか。

 さすがは強者渦巻く新世界で荒波に揉まれて生きてきた女である。

 

【鬼滅の刃】

第192話 廻る縁

 本編ではなく19巻の感想。

neoamakusa.hatenablog.com

 

【僕のヒーローアカデミア】

第259話 静かな始まり

 この作戦は声をかけたヒーロー側に1人でも解放軍のシンパが紛れ込んでいたら全て破綻するので、ホークスは全国11万の構成員のうち、ヒーローや警察関係者に関しては1人も漏らさず網羅してたことになるよね。

 よく調べられたもんだ。

 

 何十年も政府に存在を一切知られぬまま隠れ潜み続けていた異能解放軍と志賀丸太の存在を、たった1人で暴き出したホークスが優秀すぎる。

 まあ、両者とも潜伏を止めて大胆な活動を始めた事が直接の原因ではあるけど。

 

 そういや内通者から志賀丸太へとヒーローが動き出した情報は伝わってないみたいだよね。

 葉隠ちゃんは動員されていないのか、彼女はあくまでもAFOの手下だから、志賀丸太と連絡手段を持っていないのか。

 

 あ、あと例の件について記事を書きました。

neoamakusa.hatenablog.com

 

【アンデッドアンラック】

第3話 お前は何を否定する

 駄目だ……。

 「否定者の構成員を10人に限定するメリット全く無いだろ」という根本的な部分に引っ掛かって、そこを軸にした話を全然楽しめない。

 1話こそ良かったけど、早くもリタイアしそう。

 

 「組織が制御できる否定者には限りがある」としても、制御できるかどうかはその否定者の能力の内容や人格にもよる訳だから、数を限定してる事に意味が見いだせないのよね。

 10人に限定する必要性は特にないし、今回のように10人に限定していたせいで本来は協力的だった否定者と無駄に戦闘になる事態が発生しているわけで、最初から人数限定せずに調整を行えよ……と思っちゃうわ。

 

【チェンソーマン】

第56話 呪いと初めて

 う、嘘だろ? 嘘ですよね……?

 

 「他国からの刺客がデンジの事を狙っている」ことが分かっている状況で、怪しい外国人2人組が近付いて来た事を全く怪しんでいない……?

 対人警護のエキスパート(笑)じゃん、こんなんじゃ。

 

 既にマキマさんに全権があった特異4課を含めてリセットした事といい、もしかしてマキマさんって部下の実力を測る目が無い……?

 

 いや! いやまあでも、さすがにそれは無いですよね!

 デンジは別に呪いの悪魔の力で殺された所で生き返るだろうし、トーリカと師匠の存在に気付いた上で、泳がせていると考えるべきですね、これは。

 というか頼むからそうだと言ってくれ……。

 

 アメリカ三兄弟の行動はさっぱり意味が解んないな。

 デンジ警護任務に加わってる訳じゃないっぽい、暴力の魔人とコベニちゃんを騙して本部に連絡させて何か意味あんのかな……。

 「襲撃の生き残り」として本部に潜り込むつもりなんだろうか。

 バレる危険が高いと思うけど。

 

 関係無いけど、「暴力さん」って呼び名がでんぢゃらすじーさんっぽい。

 

【マッシュル】

第2話 マッシュ・バーンデッドと不思議な迷路

 魔女の守人はまだ進撃の影響を受けてるで済むけど、マッシュルに関してはもう普通にハリポタ特化のパロディ漫画やね。

 巨大迷路とスフィンクスは炎のゴブレットの第三の課題まんまだし、今後もハリポタに登場した試練を出しては、暴力で解決していくというパロディで勝負してくつもりなのかな。

 

【アクタージュ】

第99話 勝者

 「全く舞台に関わったこともない小説家を演出に起用する」という天知Pの一見勝ち目の薄いギャンブルのようにも見える実験的な大抜擢は、本当にただのギャンブルだったことが判明する回。

 

 どう考えても今回の失敗は天知のせいなんだよなあ。

 「素人を演出家につかせた」。トラブルの原因があまりにも明白。

 

【ミタマセキュ霊ティ】

第22話 リベンジ JANCA

 どんどん逆ハー漫画っぽくなっていくな。

 

 遊具代わりに使ったり、指で指示して目薬差させたりするのも道具扱いしてると言えるような……いや、何でもない。

 

【ZIPMAN!】

第8話 VSマモノ使い

 勇者パーティごっこというか、彼岸島の邪鬼ごっこでは。

 

 何だかなー。

 勇者のロールプレイがしたいって言ってたはずなのに、全く勇者パーティのイメージにそぐわない戦い方をする奴を仲間に入れたりと、もうキャラ設定がガタガタで何の魅力も無いんだよね。

 

 「台本やキャラ設定に反して卑怯な手段を使った仲間に対して、怒り狂って殺害」とかなら勇者を演じたい狂った人間としてまだ受け入れやすいんだけど。

 魅力の無い敵とのダラダラしたタイマンバトルに加え、敵の本体に攻撃しないことからイマイチ爽快感も薄いときたら、これはもうアカンでしょう。

 

【ぼくたちは勉強ができない】

第145話 泡沫の人魚姫は約束の【x】に濡つ④

 SNSにクラスメイトを晒すような男が、本気の悩みの相談相手になろうとしてる……? 

 気ィ狂ってんのかこいつ。

 

 父親の死をネタに「いじわる」を行う小学生はさすがに治安が悪すぎますね。

 

 毎週のように言ってるけど、これ、マジでうるかちゃん以外のヒロインに告白の機会は無さそうやね、どうも。

 

 成幸がうるかちゃんの水泳での活躍を見る度に、成績が中々上がらなくてもまた頑張ろうと思えるようになった理由が、今回の過去編での出来事なのかな。

 

【呪術廻船】

第93話 渋谷事変11

 明らかに呪霊っぽくはないニセ夏油のことを何で信じ込んでるんだと思ってたけど、さすがに真人も疑ってる……というか、どうやら親しげに見えて端からニセ夏油の事を信用してはいないみたいね。

 

>「宿儺は獄門疆が失敗した時の代案に過ぎない」

 この言葉も信じるには値しないだろう。

 代替策にしては、宿儺の指を事前にいくつも収集したり、受肉を画策したりと、あまりにも用意周到が過ぎる。

 

 真人が「虎杖殺害」を言い出したのも、ニセ夏油の真意を測る為ってのもありそうだ。

 

 ニセ夏油に関しては、一応、ナナミミに逃げるチャンスを与えてるので、「若い呪術師が死のうが何とも思わないけど、別に積極的に殺したい訳では無い」って感じかな。

 

 七海さん達は五条先生の事をやたら高く評価していたけど、これまでの五条先生の言動を見る限り、乙骨や虎杖のように救われた呪術師がいた以上に、組織の輪を乱してそうなんだよね。

 

 呪術協会にしても、呪詛師や呪霊の活動が蜂起してる状況で内輪揉めしそうな感じはしないし、あんまピンと来ない分析ですね、正直。

 

 つーか、五条先生がいなくなっただけでそんなガタガタになるなら、五条先生が生まれる前まではどうやって治安守ってたんだって話だし。

 やっぱ七海さん達が敵と五条先生を過大評価してるっぽいなあ、どうも。

 

【サムライ8】

第36話 花一と五空

 ウスサマ流ってことは、花一がクソそのものの言動をしてるのは、岸本先生のやらかしではなく、ちゃんと意図的に悪役として描いているみたいね。