ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ46号(2017年)感想

 さて、ハンタの休載であらかじめ1枠空いている状況だったので、マリーと磯部の終了により既に今期の新連載分の3枠は用意されているんだよね。
 これはシューダンはもちろん、クロアカも今期は生存というまさかの可能性も出てきたなあ。

週刊少年ジャンプ45号(2017年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意


ブラッククローバー
第129話 ある一人の男の生き方
 真ザクスさんもクズだったのかよwww
 ここまでくるともう笑うしかない。
 なんかもう、紫苑の鯱団はハリポタで言うスリザリン寮みたいに見えてきた。

 団長が捕まったってのに全然浄化されてないじゃないですか紫苑の鯱。
 こうなると、おそらく前体制では副団長だったであろう現団長の人も怪しいところだな。

 
 とはいえ、史上初めて下民を魔法騎士として採用したということは、少なくとも当時の紫苑の鯱団団長は開明的な人物だったということだよね。
 この頃はまだ団長はゲルドルさんではなかっただろうから、彼の世代くらいから腐り始めたのかな。

青春兵器ナンバーワン
第49話 知的欲求

 先週の時点では「異常を察知する能力が鈍いとはいえ、多少なりとも藤さんの気持ちに寄り添えそうな常識人キャラがようやく出てきたか」と思っていたのに、早くも異常者に成り果てている……。

 あと、腹話術を捨てて普通に喋り出すのは何気にロブ・ルッチのパロだったり?

僕のヒーローアカデミア
第156話 救われる人の力

 何というチート能力……。
 これ物語上ものすごく扱い難そうだけど、どうするつもりなんだろう……。

 いやだって、父親の消滅は「生まれる前に戻した」ということだろうから、そこまで効果範囲が広いとなると、オールマイトやAFOの怪我も直せることになっちゃうからなあ。

 つーか、これだけ便利な能力なのに、何で治崎は兵器化として「個性消滅」を選んだんだろう。
 単純に兵器として運用するなら存在そのものを消し去る方が強力だろうに。
 もしくは儲けが目的なら「治療薬」「若返り薬」を目指した方が買い手も多いはず。

 「個性消滅」ならではの利点が思い浮かばないなあ。
 ここまで追い込まれる前に、もうちょっと具体的な治崎の計画を明かしてほしかったところ。

 ……と、思っていたけど、babooconさんとコウさんの下記のツイートでちょっと納得。


 実利を求めるヤクザではなく、理想世界を実現させようとする夢想家・扇動家なのかな、オーバーホールは。
 『個性』を無くすことで、「自分が何者かになれると思い込む病気」を抱えた人間をこの世から一掃したかったということなんだろうか。

 『個性』さえなくなれば、個人の力が弱まるので、極道という「組織」が再び台頭できるようになるという狙い?


 Mr.コンプレスはあまりにも普段通り過ぎて、最初コピーだと分からなかった……。
 てっきり自分を小さくして持ち歩かせていたんだとばかり。

 トゥワイスも己の分身に殺されかけたわけだから考えてみれば当然なんだけど、コピーした人形を命令通り動かせるわけじゃないとなると結構使いにくい個性だなあ。

 というか、コピーでも死(消滅)の恐怖はあるっぽいのに、よくMr.コンプレスは言うこと聞いてくれたよね。

鬼滅の刃
第82話 人間と鬼

 そうか、鬼舞辻さんがアカザさんに探させてた「青い彼岸花とやらは禰豆子のことだったのかな。
 しかしだとすればアカザさんは、戦闘に夢中になってすぐ近くにいた禰豆子を探そうともしなかったのに、いけしゃあしゃあと「見つかりませんでした」と報告したことに……。

 基本的に理不尽なパワハラ上司だけど、この件に関しては鬼舞辻さんの怒りも理解できる。
 そりゃキレるわ。

鬼舞辻「呪いが効いてない鬼がいるかもしれんから探してこい」
アカザ「はい」

アカザ「うぇーいwww杏寿郎ウェーイwwwwお前も鬼にウェーイwwwww」
アカザ「ヤベッ、もう朝じゃん!?はよ帰ろ」

アカザ「見つかりませんでした」
鬼舞辻「(#^ω^)ビキビキ」



 そう言えば今更だけど、堕姫さんには炭治郎の抹殺指令が出てないのか。
 禰豆子の情報は伝えられてるのに。

 アカザさんにも炭治郎のことは伝えられてなかったのかなあ。

 毬鬼や矢印鬼、魘鬼達には抹殺指令を出していたのにも関わらず、上弦には炭治郎の情報を伝えないということは、(以前どなたかが仰ってたけど)自分の天敵(?)である日の呼吸の使い手の存在を強い鬼に知られることを鬼舞辻さんは警戒してる?

 もしそうなら、万が一堕姫さんがこの場を生き延びることができたとしても、鬼舞辻がかつて恐怖した剣士と炭治郎との関係を知ってしまったので、鬼舞辻さんに消されてしまいそうだ。

斉木楠雄のΨ難
 り、リアル脱出ゲーム……。

 ぐうぉあああっ、や、ヤメロ……!
 思い出してしまう……早朝シリーズという名企画に終止符を打った、あの水曜日のダウンタウン史上に残る汚点を……!!

【腹ペコのマリー】
 終わったか。
 1話こそ最高に面白かったものの、頻繁に出てくるDQNにウンザリしてきて、徐々に興味が失せていったんだよね。
 カニの双子くらいまでなら許容できたんだけど。

 あと、シスコン色黒の彼に尺を割いたのもマイナス。
 彼が登場した回がとりわけ酷かった(週刊少年ジャンプ20号(2017年)感想参照)せいもあるけど、マリーを巡るライバルになるでもなく、物語上特に意味を見いだせない魅力ゼロのキャラをあんなに推してこられてもですね……。

 次回作はDQNを排してコメディに徹してほしい。