ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

Another -アナザー- 第11話 「Makeup -惨劇-」

死者は三神先生、か? 【三神】  この人は何を知っているんだろう。  「違う!」ってのは、鳴が死者ではないということ? だとしたら、三神は死者の正体を知っていることになりますが、どうやってだろうか。  それとも、「死者を死に還す」ことが災厄を止める方法だということが、そもそも違うって意味?  その場合、三神先生は7話感想で書いたように、15年前の3組の生徒で、実は災厄を止めたのは松永ではなく彼女だった、とか?  ううん、しかし、それでも松永が殺した生徒が死者であることは変わらないので、松永が死者の名前を連呼している時、三神はなぜ彼とその話をしなかったのか、ということに……。  あ、今週言うのを躊躇っていたことから、松永同様、災厄を止める方法が「人に言えないようなこと」だったからかもしれないか。  三神の「違う!」が「見崎鳴は死者ではない」という意味だったとしたら、先生自身が死者という可能性もある?   一昨年の3組の担任だったので、その時に犠牲者になっていたとすれば、それもあり得ますよね。  で、何らかの理由で自分が死者だということに気づいた。  ああ、でもそういえば、一昨年担任だったという記録からは消えていなかったか。  ん? いや、そうか。「死者」だと分からないようにする為に記録が改竄されるのだから、「一昨年に死亡」という部分だけ消えればそれで良いのか。  生徒の場合名前ごと名簿から消えるのは、数年前に3年3組に在籍していると矛盾するからですが、一昨年担任で今年副担任ならば筋が通るので、名前ごと消去する必要はないですからね。  とはいえ、彼女が死者だとすると、彼女は海水浴にいなかったので、「死者から一定距離内にいることが死亡の条件」ということと矛盾するかあ。  んん、ああ、いやいや待て待て。そもそも中尾は夜見山市内で死亡の原因が作られていたのは事実なんだよな。  だとすれば、これは「夜見山市外でも災厄で死亡」ということにはならないか、よく考えてみれば。  8話のコメント欄の時点で「安全圏の正確な範囲は、死者から一定の距離をとること」「つまり、死者は海に行ったメンバーの中にいる」とあらかじめ決めつけて9話を見たので、その結論ありきで考えていましたが、この仮説がそもそも間違っていたのか……? 『ぼかした言い方をすると、安全圏の条件は、「夜見山の外」というのは、ちょっと正確ではなかった、ということです。今回どうして災厄が起こってしまったのかを考えると、かなり死者の正体に迫れるんじゃないでしょうか』  このコメントの解釈は「安全圏の正確な範囲は、死者から一定の距離をとること」「つまり、死者は海に行ったメンバーの中にいる」で合っている、それしかないと思いこんでいただけで、この解釈は実は的外れだった?  ううん、その可能性も大いにあるなあ。繰り返しになりますが中尾の死は「夜見山市外でも現象の影響を受けたもの」とは実際言えないわけですし。  そうなると、三神先生が死者という可能性もやはりありますね。  いやしかしまた問題が。「もう一人」が彼女だとすると、副担任が2人になっていなければ……、ってそうか、あるいは「元々は副担任というものは存在しない」という可能性もあるのか。これまで「今年以外も副担任が居た」という情報は出ていないですし(あ、でも千曳が担任副担任に現象は及ぶとは言ってたか。まあこれは捏造された記憶ということで)。  で、今年だけ副担任として三神が現れた。名簿を見れば副担任が過去には存在しなかったことが分かるかもしれませんが、誰も疑問に思うことはできなくなっている。    そうだ、これならば今年は当初机が足りなくならなかったことの説明もつきます。  今年は「転校生である恒一も織り込まれていた」のではなく、26年の史上初めて「教員が死者として現れた」のだったとしたら。  だとすると、7話で三神が合宿の話をしている時に挙動不審になったのはなんだったんだろう。  もしかして、一昨年にも合宿に行ったんだろうか。そこで彼女は死んだ為、合宿の話をした際、記憶が少し蘇った、とか。  松永や赤沢さんの例を見ても「絶体に捏造された記憶は蘇らない」ということはないようですし。  合宿中に三神が死んだとすると、一昨年途中で「いない者」を放棄したという生徒は8月までに止めたのかな。  あ、駄目か。「いない者」を止めたのは2学期が始まってすぐだったか……。犠牲者の数も7人なんで8月から死んでたら数が合いませんしね。  少なくとも合宿中に三神が死んだというのは無いか。  って、待てそうか、犠牲者の数に関しては三神が死者ならば1人減ってるのか。それに記憶も捏造されるので、実際は「いない者」を放棄したのは8月中だったが、「2学期が始まってすぐ」に捏造されている可能性もあるんだ。  しかも、7話を見直したところ、 「その後ある年にお参りに行ったようだが、効果はしかし、無かった」 「意味は、なかった?」 「いや、断定は出来ない。8月上旬に大勢で行ったから効果があったのかもしれない」という会話が交わされてるんですよね。  まず、怪しいのが「『ある年』にお参りに行った『ようだ』が」と、あれほど緻密に現象について記録している千曳が、なぜか曖昧な表現をしていること。これは、死者の正体と関係している為、記憶が曖昧になっているのでは?  また、「8月上旬」「大勢で行った」ことを効果の可能性として挙げているということは、つまり、「ある年」は「8月上旬でない時期に」「少人数で行った」ということでしょう。  そうであれば、上記の「2学期が始まってすぐ」いない者の役割が放棄されたということとも矛盾しませんし。  いない者の役割が放棄されたことで犠牲者が出始めた為、担任の三神他、数名がお参りに行き(その際、合宿所に宿泊したかもしれません)、そして三神先生は死んだとすれば。  うむ、筋は通ってきた気はしますが、しかし、明確な根拠はないんですよね。  あるいは、死者は三神ではなく、「一昨年の生徒」で、だから彼女は(何かしらの理由で)死者の正体を知ったのかもしれませんし。  死者が生徒でなく三神先生であるということを補強する根拠となりそうなのは、「今年、机が足りなくならなかった理由が、『恒一の転校が織り込まれていた』よりも自然になる」くらいだしなあ。  いずれにしても確信は持てませんが、もし三神が死者だとすれば、彼女は今回殴打されたことでは死んでいないことになりますね。  まあ、それは視聴していた時から「モップの柄で一発殴っただけじゃ死なんだろう」とは思っていましたが。 【杉浦多佳子】  海水浴以来、精神に変調を来しているのは中尾が死んだからかな。好きだったんでしょうか。  赤沢さんから鳴(実際は未咲でしょうね。しかしまさか双子設定をこう繋げてくるとは……)が小学校の時同じだったという話を聞かされたのに、「なぜなら私は小学生のころ左目を無くしていない御崎さんと同じ学校だったのです」と放送で言っているということは、杉浦も赤沢さんと小学校が一緒なのか。  いや、でも「あなたと同じ学校には行かないはずよ」と言ってるなあ。自分も同じ小学校だったなら「私たちと同じ学校には」と言わないか?    これは、信憑性を増す為に、事実をねじ曲げて赤沢さんの話ではなく自分の話にしたということかな。  しかし、「不完全な復活をしたから」左目が無いって……。そんなに死者が特徴的ならこんなにタチ悪くないだろうに。  まあこの人はもう頭が完全におかしくなってるので良いとしても、「彼女、左目無くしたの4歳の時だって」と言った時に赤沢さんが導き出したのもこれなのか? だとすれば彼女もこの時点で既におかしくなってたと言えるか。  終盤でも、明らかに杉浦の死体は首吊りなのに、鳴が刃物を持っているのを見て、なぜか鳴が杉浦を殺したと誤解していましたし。いやいや、杉浦の死と刃物はどう見ても関係ないだろと思わずにはいられませんでした。  第一、死者は「過去に現象に巻き込まれて死んだ」人間なわけで、一人っ子で赤沢さんと同級生ならば「親が3組の担任or副担任」だった、という場合しか無いでしょう。  その辺も含めていつもの赤沢さんなら「左目が無いのは死者だから」なんて結論は出さない出さないように思うんですけどね。  これも現象のせいなのか、赤沢さんの「鳴が死者であって欲しい」という願望が思考を歪めているのか。 【管理人のおばさん】  どうした、何があったんだアンタ。  先週、食堂で佇んでる絵が怖いなあとは書きましたが、こんなに盛大に狂ってるとは。  旦那さんを何本ものナイフ(?)で滅多刺しにし、食堂に火を付け、前島を刺し、杉浦を襲い、そして今は勅使河原と望月を追いかけているのか。何が何だか。これも現象のせい?  そういえば、三神先生は無事でしたが、そうなると三神の部屋からおばさんがいた部屋まで引きずられていったのは誰で、何で三神の部屋にいたんだろう。  おばさんに襲われ、三神の部屋に逃げ込んだもののそこで斬られ、引きずられていったのかな? なぜオバサンはわざわざ別の部屋まで引きずっていったのかは分かりませんが。  杉浦も血まみれではあったものの特に外傷は無さそうだったので、あれは別の誰かの血か。すぐ側で誰かがオバサンに斬られたのかな。それも杉浦の精神をおかしくさせた原因の一つか。  三神の部屋で斬られた人の血なのか、それとはまた別の誰かの血なのか。  というか、杉浦。お前は襲われたんならまずオバサンのことをみんなに警告しろよ。  前回の感想では刃物を研いでるのは生徒と勝手に決めつけてましたけど、この管理人夫婦のどちらかだったようですね。。 【風見】  そうか、名前は風見だったか。先週死んだとばかり思っていましたが、生きていたのね。  現象のせいで死にやすくなってるのによく生きてたな。    最近様子がおかしいのは桜木さんが死んだからで、小学校時代の記憶が曖昧なのは単純にもう忘れてるからだとして、お前が死者じゃないのかと問われてパニくったのは、恒一のように「死者は自分ではないか?」と考えていたからかな。  今はどこにいるんでしょうね。 【望月】  情報漏らすのは勅使河原かと思いきやこいつだったか。まあ広めたのは杉浦ですが。  前回、赤沢さんと小椋さんと思われる人が、恒一らのテーブルを見ていたのは、「手がかり」を得ていると知ってたからか。  まあ、対策係に聞かせることで、こんな事態になるとは思えないでしょうし、責めるのは酷か。  しかし、興奮状態にあったであろう風見にまで教えるのはちょっと考えなし過ぎる気はする。早見の迫力に飲まれて教えちゃったのかな。  でも、教えた後、そんな状態の風見を放置するのはどうなんだと。 【鳴】  ここまできたら死者の正体をさっさと言えよという気はします。  まあ「死の色が見えるから」なんて信じてはもらえないかもしれませんが、明らかに錯乱している襲撃者達に大声で伝えれば、混乱させることくらいは出来るんじゃないか。  というか、恒一くらいには言おうよ。  あと何でこの状況単独行動しちゃうのか。赤沢さんもですが、こういう場面で単独行動をとろうとする登場人物にはどうしてもストレスを。ただでさえ、まともな思考してない人が多いしなあ。   【その他】 ・前島「ダメだ、もう……」 何がだろう? 自分の命がってこと? ・みんな血に慣れてきてる……。 ・小椋さん、兄貴のこと好きだったのか。 ・明らかに異常な精神状態。これも現象のせい? ・小椋さん死亡。エクソシストのあれが悪化したみたいな体勢で……。 ・バックドラフトとかいうやつでしょうか。恒一が扉を完全に閉めちゃったせいか。 ・焼け死んだ人とゾナとかいう変な語尾の人は比較的冷静ですね。 ・いやどう見ても鳴の握ってる刃物と多佳子の死因は関係ないでしょうよ。 ・というか現象って死者が直接手に掛けるわけじゃないし。 ・もう赤沢さんもまともじゃないな。 ・死者がいなくなればこんな悲しいことも止まるはずよね。 ・だから何で単独で行動したがるんだ。 ・鳴は死者のとこに向かったか。恒一に言って2人で行けば……、って恒一が刺されたからか。 ・しかし、今年は過去最大の犠牲者数ではなかろうか。8月だけで何人死んだのか。 ↓クリックして頂けると励みになります。 にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
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