ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

Another -アナザー- 第9話 「Body paint -連鎖-」

これ、「現象」で死ぬ人間だけでなく、その事故の「加害者」にされる人にも被害が出ていますね。現象のせいで1人の運転手とその家族の人生が……。 【中尾とルール】 脳挫傷に脳ヘルニアがかなり進行していたらしい」「海に来る前からってことですか?」  という会話で、「え!? 死体が動いてたの!?」と早とちりしましたが、海に来る前から脳挫傷だったってことか。  それにより、泳いでいる途中で絶命したんでしょうね。前回は、ボートに轢かれる前に浮いていたのは気絶だと思ったんですが、あの時点で死んでいたと。    つまり、直接的な死の原因は夜見山市内で起きており、「夜見山市外は現象の範囲外」というルールが破られたわけではなかった、ということですね。  これ、三神先生は他のクラスメイトに話したのかな? 「逃げ場がある」と思えるのと思えないのとでは全く違うので、話してあげた方が安心出来ると思うんですが。  冒頭、だいぶ追い込まれて、恒一にいよいよ恨みを向ける生徒も出ていましたからねえ。現象も理不尽ですけど、その恨みも理不尽だよ。転校してすぐ話してきかせなかった君らにも非があるわけで。  さて。  しかしながら、自分は前回のコメントにて「『安全圏の条件は夜見山の外』というのは正確ではなく、かつ、『なぜ今回犠牲者が出てしまったのか』は死者の正体と関係している」ということを知っちゃっているんですよね。  なので、今回の「中尾の死は『夜見山外は安全圏』というルールを破ったわけではない」という千曳の推測は外れていることも分かっています。  前回のコメント欄にも書きましたが、自分はこれらの情報から、おそらく「安全圏」の正確な範囲は、「死者から一定の距離をとること」だと考えました。  つまり、死者は前回海に行ったメンバーの中にいる、と予想しています。  もっとも、その情報が無くとも、海に行ったメンバーは=メインキャラと言ってもいい面子だったので、いずれにしてもあの中の誰かが死者であろうとは思ったかもしれませんが。 【いない者】  そういえば、今更ですけど、鳴と恒一が既に接触したと分かった後、彼に話せなくなった理由は何だったんだろう。  6話で鳴は「いきなり私に話しかけちゃったでしょ、あれで切り出せなくなったんじゃないかな?」と言っていましたが、それで確定なんだろうか。  6話感想でも書いたように、いまいちその答えでは釈然としないんですよね。普通なら「まだ早めに手を打てば事態がマシになるかも」と一縷の望みをかけてすぐに話そうとするもんじゃないかなあ。ルールを伝えることを延ばすメリットがないですし……。  うーん、脳内補完するならば、来月(6月?)になったら話すつもりだったというのは、恒一が鳴に話しかけても死者が出なければ、転校生である恒一は例外かもしれない、ということに賭けていたんだろうか。  恒一に「いない者」のことを説明するには、自分たちまで鳴の名を出さなければならないから、それにより事態が悪化することを避けたかった、とか?  ともかく、何かしらの理由があり、説明が入るのかと思っていたんですが、未だ鳴の想像以外に説明はないですよね。  この局面になって、今更このことが「伏線」だとも思えないしなあ。 【探検】  大勢の人間で行って危険に晒したくないから誘わないということでしたが、しかし、家に閉じこもっている方が外に出るよりも安全という法則はあるのか?  例えば中尾は家にいて死が決定づけられましたし、今回の小椋の兄も家に閉じこもっていて死んだわけで。こんだけ理不尽だと家にいようが外にいようが一緒のような気がするのですが。  まあ中尾の場合は家に居させすれば、親が病院に連れて行った可能性はある、か?  あるいは、「現象」の手がかりを探すと死に近づくと考えているのかなあ。例えば、前回の海水浴も元々の目的は松永さんに会って現象について訊く為だったので。  うーん、この辺は恒一達から説明が無いからよく分からないなあ。3人もよく分からないけど、何となく家に居た方がまだマシと思ってる程度なのかな。冒頭の女生徒達も家に籠もると言ってたし。 【松永のテープ】  罪の告白。やはり本来であれば許されないような行為の結果、現象が収まったのか。  松永がこの解決法を千曳などに話さず、このような形で残しているのもその為? どうしても、松永が千曳に告白していれば15年間の犠牲は……、と思わずにはいられませんが。  あるいは、例え千曳に話していたとしても、千曳も忘れてしまったのかな。メモに残していても消えてしまうのかもしれませんが。  松永の回想ですが、もしかしてあのボロボロの洋館が合宿の宿だったのだろうか。というか、これがOPとか1話(?)とかコメントなどで出てきた洋館か。あ、1話にはカセットテープも出てましたね。  ホテルにはとても見えないですが、しかしまさか廃墟を勝手に使うわけもないでしょうし。担任の古賀先生とやらはどういうルートであそこを確保したのか。  合宿中死亡した2人の名前も判明。浜口君と星川(?)さん。  この2人の死に方なら浜口の方が即死できるだけまだマシだな……。山道で傘を差したら危ない、と。  しかし、肝心な部分は何も解らない話だったなあ。まあ視聴者目線では洋館は合宿の宿だとかそういうことは分かりましたが、恒一達からすれば既に分かってた合宿中の犠牲者の名前と死因を知っただけで終わっちゃいましたね。  あ、ただ「やっとの思いで下山した直後、それがあったんだ。それっていうのはつまり、俺が……」という台詞から、現象を止める解決法である『それ』は、「下山した直後に起こった」ということは分かりましたね。まあ、それほど多くのことが導き出せる情報ではないですけど。    あとは、「神社にお参りしても現象は止まらない」ということが確定したくらいか。  この、テープが肝心な部分で止まり、先生が見回りにやってきて勅使河原がテープを壊すというのも、現象の仕業なんでしょうかね。 【綾野と小椋】  綾野は、恒一と話したり、赤沢さんと同じ演劇部所属だという情報が出てたり、クラス委員選挙で赤沢さんに大敗してたりしたことで覚えていましたが、小椋さんは記憶にないなあ。おそらく本格的な出番は今回が初めてでしょうね。  綾野は一家全員が死亡で、小椋は兄が死亡。小椋兄は引きこもりのニートかな?  小椋との会話や家がダンボールだらけだったことからして、綾野家は引っ越しの途中だったのかな。ダンボールは後で運ぶつもりだったのか、業者に頼んでいたのか。  では、綾野はなんと言って親に引っ越しを承諾させたのでしょうね。理由は言わず(あるいは嘘の理由で)引っ越しを認めさせたのか、それとも、本当のことを全て話したのか。  後者だとすれば、「3組の者以外には例え家族でも現象について話してはならない」というルールが定められた理由として、自分が幾度が書いている「話された相手が死にやすくなる」という予想の根拠となりそうですが。  千曳の名簿でもたしか一家全員死亡という例はあまり無かったようでしたし。  しかし、もしこの予想が正しいとすると、望月のお姉さんも危なくなりますが。  思えば、看護婦さんも現象について少し聞かされた直後に死んでしまったしなあ。  それと、綾野と小椋は千曳のところに何しに行ったんでしょうね。ひどく話しにくそうにしていましたが。  綾野の引っ越しの挨拶か? 顧問だそうですし。  小椋さんも演劇部なのかな。 【その他】赤沢さん、何で鳴を睨んだんだ?  ・7話感想でも書いたようにグループでいた時はそれなりに仲良さそうだと思ったので不仲説を捨てていたのですが、やはり鳴に何か恨みでもあるのか? みんな(もしくは恒一)の前では表に出さなかっただけ? ・大場君。夜見山署の刑事。千曳の元教え子か? ・千曳が演劇部の顧問だとは意外だ。 ・ああ、何話か忘れましたが、人形のカットのように途中で挟まれた「机に血のようなものが付いている教室」は旧校舎の3年3組だったのか。恒一らが入った時にも付着していましたが、無反応ってことはただの絵の具とかだろうか。まあ血だとすれば放置されてるわけないか。 ・第二図書室の秘密で時々人のうめき声が。地下に公にできない秘密の文書が隠された秘密の書庫あって、それを守るために閉じこめられた司書の声だという噂。伏線だろうか。 ・「偶に聞こえるよ、人のうめき声」。鳴が言うと嘘か本当か分からないんだよなあ。 ・ガラスが割れたのも現象のせいなのか。鳴の自分は死なないという言葉が本当なら偶然ということになりますが。 ・鳴さん全然探してないな。あざとい可愛い。勅使河原も剣玉してたけど。 ・1983年度。 ・綾野さんは家を出る時、何て言ったんだ? 「さようなら」で良いのかな。 ・バカめ? 勅使河原が? それともワカメって言ったのかな? ・あと男委員長が全然出てこない。最初はメインキャラ風だったのになんかの伏線なのかと思うほど急に出番がなくなりましたね。勅使河原も腐れ縁とか言ってたのに海にも誘わないし。 ・え、自分が見落としてるだけで死んじゃったっけ? ↓クリックして頂けると励みになります。 にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
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