ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

Another - アナザー -  第2話 「Blueprint -思惑-」

1話よりホラーな演出は少ないですが、BGMが恐い。特に病院で話しているときのが。 【見崎 鳴】 「大丈夫なの、これ? 気をつけた方が良いよ。もう、始まってるかもしれない」  『これ』とは、見崎鳴に話しかけている行為のことでしょうか。  何が「始まってる」のかさっぱり分かりませんが、それが始まると見崎に話しかけてはいけなくなる?  2話に入っても彼女が生者か死者か、みんなに見えているのか見えていないのか判断はつきません。  榊原恒一が第二図書室に入っていった時に、望月と勅使河原が「ちょっとそれは!」と止めていましたが、何が問題だったのでしょう。  第二図書室に入っていったことか、それとも見崎鳴に近づいたことか。  後者だとすれば、少なくとも見崎鳴は恒一以外の人間にも見えていることになりますが。  また、見崎鳴がエレベーターで地下に降りていた日、「マサキだかミサキだかそんな名前」の女子中学生が死んでいることも判明しました。  看護婦さんは「1人娘」とも言っていたので、素直に考えるとそれは見崎鳴で、今の彼女は亡霊だということになりますが。  もし鳴が生者ならば、亡くなったのは親戚か何かか、あるいは鳴の姉妹だけれど、何らかの事情で鳴は「見崎家の娘」として扱われていないか。    彼女の「半身」という言い方からは上記のどちらとも解釈できそうですが。 「夜見の たそがれの うつろなる 蒼き瞳の」   この人形屋のお婆さんは「他に客はいない」と言っていたにも関わらず、地下には鳴がいました。  これは鳴のことが見えていないのか、それとも、鳴がこの店の関係者(店主の親族とか)なのか、あるいは、鳴は無視されているだけなのか。  鳴にそっくりの人形があることから、関係者だと考えるのが自然かな。  まあ「関係者だった」幽霊で、今はお婆さんには見えていない、とも考えられますが。  彼女が好きだという「繋がっている」人形からしても、鳴は双子説の方が有力かなあ。  そういえば、御崎町というところに彼女は入っていき、それを追った先にこの店がありましたが、「見崎」と町名は何か関係があるのでしょうか。  あと、彼女の眼帯の下には何が隠されているのか。 【夜見山北中学校3年3組】  どうやらもう恒一に「3組の置かれた状況と決まりを理解してもらう」ことは出来なくなったようです。出来なくなったと言うよりは、してはいけない?  なぜ、もう出来なくなったのでしょうか。考えられるのは彼が「見崎鳴」という名前を口にした、つまり彼は既に見崎鳴と接触し、会話したと考えられるから、かな。    3年3組の「ルール」がどんなものかは分かりませんが、本来それは彼が見崎鳴と口をきく前に知らせておかなければならなかったのでしょう。  しかし、だとすると、クラスメイトは迂闊にも程があるよなあ。見崎鳴は授業に出ていない場合が多いようですが、恒一が来た最初のホームルームには教室にいましたし、もっと早く言うべきだよね。  一体、彼らは何を躊躇っていたんでしょう。  赤沢さんにしても、この日「置かれた状況と決まりを理解してもら」おうとしたということは、彼がまだルールの説明を受けていないことは知っていたわけで、もっと不安を感じるべきだったのではないでしょうか。1日あれば見崎鳴と接触する危険はあるわけですし。  というか、恒一の初登校日である昨日は絶体に休んではならない日だったのでは。  あ、いや、そもそも恒一が鳴と会話したのは、登校日よりずっと以前のことなのか。  最初から手遅れだったというだけで、一応クラスメイト達は恒一が鳴と接触しないように気をつけていたのかな?  まあ、どれもこれも「恒一に説明することが出来なくなった原因は、既に恒一と鳴が会話している(見崎鳴という名を知っている)から」ということを前提にした話ですが。  赤沢さんはまだ恒一が夜見山にいたことがあるかどうかを気にしていますね。それが「対策係」の仕事の上でそんなに重要なのでしょうか。  彼女は恒一とどこかで会っている気がしているそうですが、恒一に覚えはないみたいですね。  ちょっと気になったのは、人違いかどうかも含めて確かめたい、と言っていた部分。  「人違い」だったとしても大変な事態になるのでしょうか。それとも単純に「人違いだったと確認できれば安心」という意味なのか。  ふと思ったのは、鳴の人形があったように、「恒一の人形」をどこかで見た、とか?  まあだったら何だよ、という話ではあるのですが。    赤沢、桜木、望月の3人は、恒一が自分たちに別れを告げた後、鳴に近づいていくことに反応していたように見えたので、やはり見崎鳴は彼らにも見えているようですね。 【その他】  怜子と第二図書館司書の千曳について話している時、 「何か言われた?(明るく)」「いえ、特には」「そう・・・(暗めに)という会話があったのが気になりました。  彼女は、千曳が恒一に何かを言うことに期待していたんだろうか。「何か言われた?」というのは、意図的に明るい口調で何でもないことかのように探りを入れたんでしょうか。  その千曳は見崎鳴は授業開始にも関わらず残っていることをどう思っているのか。  というか、恒一はなぜそのことに突っ込まなかったんだ。あんなに彼女のことが気になってるんだったら「授業出ないの?」とでも訊けば良いのに。  恒一の母親リツコは、恒一を産んですぐ亡くなったのか。ということは、夜見山で亡くなったのかな?  「呪われた3組なっちまったからなあ」とあっさり言ったりと、勅使河原はものすごく迂闊ですね。  あんまり深刻に考えている気がしない。  ちょいちょい挟まれる人形のカットとか、見崎鳴も描いていた羽の生えた人形(?)とか、一体どういう意味があるんだろう。 ↓クリックして頂けると励みになります。 にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
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