ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

フラクタル 第3話 「グラニッツの村」

面白い。今期で一番好きだなあ、この作品が。 しかし情報量が多かったですね。 お嬢(エンリ)達のアジトに連れてこられたクレインネッサ。 村の子供は最初ネッサを無視したのかと思いましたが、見えなかったんですね。 バイザーを付けるとドッペルも見えるように。しかしこれ映像はともかく声はどうやって聞こえるようになったんでしょうか。 ドッペルの仕組みはまだよく分からないですね。 村の子供はネッサに触れました。 握手するときのネッサの不安そうな表情がグッときましたね。 触れるかどうかで自分が嫌われているかどうかが分かるんだもんなあ。 そこに現れたお爺さん。クレインとネッサに近寄るなと。汚辱の穢れ? やはり彼らは現体制に反発するレジスタンスのようです。 兄様(スンダ)はネッサに触れない。ネッサ(というよりもドッペル)のことが嫌いなようです。 しかし、この「ネッサのことが嫌いな人はネッサに触れない」という仕組みもよく分からないですね。 失われた千年。ポストフラクタルの千年。堕落の月日。 人間は堕落したという言葉を聞きクラインはピンと来てましたね。 ロストミレニアムという組織(反フラクタル勢力の総称?)は有名なようです。 彼らはラニッツ。ロスミレの中でもデカい一派。 現実で言うアルカーイダ系組織、みたいなそういう関係なのかな。 グラニッツの村にいる人々はフラクタルターミナルを摘出してある。 先週の感想で書いたように、やはり体内にこれが埋め込まれていることで、ドッペルが見えるようです。 3バカも無駄にサングラスをかけていた訳じゃなかったのか。 フラクタルシステムは崩壊しかかっている。バルーン(星)が落ちているのもその為。 ということは、先週言っていた「星が落ちたときにキャンピングカーの方が移動が楽」というのはどうも、その地域の星が落ちれば、星がまだある別の地域に移動させられる、ということのようですね。 星を拾うわけじゃなさそう。 僧院フラクタルのことを神の加護と言う。 グラニッツはネッサのことを何らかの確信があって狙っていたわけじゃないのか。 僧院から逃げ出した巫女にして世界の鍵であるフリュネ(先週、僧院の人間はネッサのことを世界の鍵と呼んでいた気がしますが)が持ち出したものだから重要なデータであろう、という憶測。 フリュネが巫女の中でも重要な人物であるということは知っているようですね。 では、フリュネが逃げ出したことと、ネッサを持ち出したことはどうやって知ったのでしょうか。 フラクタルシステムに繋げば医療が好きなときに好きな場所で受けられる。 どうやってでしょう。医療器具と医療用のドッペルが向こうから自分の所に来てくれるということなのかな。 クラインは本当の自由を知らない。 村の人々から食事を振る舞われるクライン。ドッペルは食事をしないのでネッサは食べられない。切ない。 フラクタルの人々はチューブで食事をとるようです。それは嫌だなあ。 そういえばクライン風呂に入ってないんじゃ。あと着替えなくていいのだろうか。 星祭りが行われる。 新月の夜に僧院の巫女が願いを捧げる。祭に参加しないと星からの加護が受けられず、ドッペルの調子が悪くなったりする。 留守番を申しつけられたネッサ。ドッペルだから自由に場所を移動できるんじゃないの? と思ったらやはり付いてきましたね。 この仕組みも分かりませんが。移動したわけでなく、飛行艇内に居るかのように周りの人間に見せるよう変更したってことかな、クラインのフラクタルターミナルに。 ということは、グラニッツが付けているバイザーはフラクタルシステムにアクセスしている? つまり、ネッサのデータはフラクタルシステムにあるということでしょうか。 ネッサに触れられるのは、触れているかのような錯覚を脳に与えている? そうすると、バイザーもそういう影響を脳に与えていることになりますが。 で、ネッサを「嫌っている」人間の脳は、ネッサに触れていると認識できない仕組みになっているとか。 ん? しかし、ネッサの方も相手の人間が自分に触れたと認識したかどうかが分かるんですよね。 クラインに関しては、フラクタルターミナルを通して、クラインの脳がどう認識したかのデータを送ればいいんでしょうが、グラニッツの人々はどうなんだろ。 バイザーを通して、グラニッツの人々のデータもネッサに送られてるってことかなあ。 この辺はよく分かりません。 「ただのデータ」と言われて落ち込むネッサ。 ああ、切ない・・・。こういうホログラムだとか人工知能だとかが人間との違いに落ち込む、みたいな話は弱いんですよねえ。 そんなこんなで星祭りの会場へ。 ネッサは「人がいっぱい」と言ってましたが、そんなに人が多いようには見えないですけどね。 あそこにいるのが全世界の人口というわけでもないでしょうし、似たような祭壇(?)が各地域ごとにあるということかな。 それとも、外に出て星を見上げるだけで祭に参加したことになるのでしょうか。 星祭りの正体は、ナノマシンの一斉アップデート。 それにより人々を洗脳し治す。 祭の妨害開始。 いきなり僧兵を撃ち殺した時は正直驚きました。今までグラニッツはギャグっぽい活動しかしていなかったので。 「犠牲って・・・」と鼻で笑っていたクラインと同じく、今回もギャグで済まされるのだろうと油断していました。 お婆さんの巫女が中心にいた巫女をかばった拍子に、ローブが。 そこにいたのはネッサと同じ顔。ネッサの本体? 巫女の中でも特別な地位にいるようですね。 しかし、ネッサ(ドッペル)が「ネッサだわ!」って・・・。 単に自分と同じ顔だから駆け寄った(「ネッサだわ」=「私だわ」)なのか、それとも本体と交流があった(つまり、本体の名前もネッサで、ドッペルは本体を指して「ネッサだわ」と言った)のか。 ネッサ(ドッペル)に気を取られてブッチャーにビーム(?)が。 これは割とハードな展開もありそうですね、今後は。 お婆さん巫女も撃ち殺されていますし、民衆に流れ弾が当たっていますし。騒ぎにも、自分が撃たれたことにも全く気づかない民衆が怖いです。 ネッサ(ドッペル)をビームがすり抜けて民衆に当たるシーンが印象的。 そこにフリュネが登場。意外と再登場が早かったですね。 先週の段階では、「巫女」という特別な地位だから僧院の人間から「フリュネ様」と呼ばれているのかと思いましたが、巫女というのは大勢いて、フリュネは巫女の中で特別な存在のようです。 妹と同じく。 巫女達やフリュネが唱えていた中の「神のへそ」というのがフラクタルのことかな。 さて、謎が謎を呼ぶ展開が続いていますね。今週はギャグ描写から一転して中々ハードになりましたし。 次回も楽しみです。