ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ27号(2017年)感想

 これはどうやらもう駄目そう。
煉獄 レイリー

週刊少年ジャンプ27号(2017年)【ONE PIECE】感想はこちら
週刊少年ジャンプ26号(2017年)感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
青春兵器ナンバーワン
第31話 文化祭②
 珍しくというか、零一が普通に報われるオチになるとは。
 しかし、確かに文化祭に貢献すべく頑張っていたので実に爽やかな読後感だった。
 フォークダンスを見つめる縁の下の力持ち二人の笑顔がまた良い。

 それにしても、汚れ役の多かったアンヌが、ここ最近ヒロイン力で委員長と逆転してきてるような。


 ただ、委員長は椅子に座ってテーブルに伏せってたのに、なぜ次のコマでは床でエージの膝の上に寝かされているんですかね。
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 エージお前……。やりやがったな……。
 その左手の位置もどういうことだ、おい。

鬼滅の刃
第64話 上弦の力・柱の力

 あー……。これは、逝きましたね煉獄さん……。

 煉獄母上は涙が出るほど立派な人だなあ。まさに良妻賢母。
 夢の中の回想で父親に稽古をつけてもらっているときの兄弟はもう少し成長していたようなので、父がマダオになったのは奥様の死が原因というわけではなさそうか。

 これねぇ、「死んだはずの気高い妻が、実は死の恐怖に耐えきれず鬼になっていた」という文字通りの鬼畜展開じゃないですかね。
 変わり果てた妻を、鬼殺隊士でありながら殺すことができず、全てに絶望したとかね。


 アカザさんはこのまま日光で死んでも上弦の格は下がらない(戦闘力自体は柱以上なのは変わらない)ので、相討ちでも良さそうではあるものの、敵討ちという美味しいイベントを捨てることは考えにくいし、何とか夜明け前に撤退する展開かな。

 強い奴と戦いたいだけなら、上壱さんとか上弐さんとかと永遠に戦ってれば良いと思うんだけど、2人からは拒否されてるんだろうか。
 あるいは、強い相手とは戦いたいけど、「自分より強い相手」とは戦いたくないというタイプの人なのかもしれない。


 しかし、100年以上人間を食い続けて、人外の強靭な肉体と異能の力を手に入れておきながら、ただの人間とドッコイドッコイって鬼になる前のアカザさんは大したことなかったってことだよなあ。

 上弦の参ですらこの程度なら、逆に言うと本当に最上位の強さを持った人間は、鬼なんかになること(あるいは鬼にされてなお生き続けることを選ぶこと)はほとんど無いということか。

ぼくたちは勉強ができない
第17話 青春とは天才の熱意と車輪と【X】である

 まさかまたもやセンターカラーでうるかちゃん回とは。
 これは疑う余地なく、うるか回のアンケートが段違いに良いんだろうなあ。

 本編はまあ、「二人乗りじゃなくて一人で漕いで向かった方が早くね?」とモテない連中から野暮な突っ込みを入れられそうな話ではあったけど、成幸君が男を見せたかったんだと解釈するべきでしょう、これは。


 関係ないが、この「主人公に中々弁当を渡せなくて躊躇ってるうちに他の経路から食糧が供給されていく」というラブコメ、つい最近も何かで読んだばっかなんですけど、何だったか全く思い出せなくてモヤモヤする。
 かぐや様だっけ……いや、うーん……。

僕のヒーローアカデミア
第140話 ビッグ3のサンイーター

 貴方、もしかして『聲の形』でも教師やってませんでした……?
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 なるほどね、鉄砲玉達はオーバーホールから捨て駒扱いされていると解ったうえで仕えているのか。
 正直、そこまで彼が慕われることに説得力はあんまり感じられないけど(普段から部下の扱いがぞんざいだし)、お互いに納得している関係となると小物感は薄れたかな。


 「天喰くん一人を残さずに全員がかりで倒してから進んだ方が効率が良い」という意見もあるようだが、事は一刻を争う上に、入中の動きがいつまで停止しているかも解らない状態なのだから、任務達成を考えるならやはりオーバーホールの追跡に戦力を割くのは理に適っていると思う。

 サンイーターがプロヒーロー含めたあの場の誰よりも実力が上となると、やはりミリオがNo.1ヒーローに最も近いという評価も、「学生の中では」ではなく、プロを含めてもということだったんだろう。

 となると、エンデヴァーさん並みの戦闘力が無い限り、まともに戦えばオーバーホールに勝ち目は無さそうだけど、さて。

斉木楠雄のΨ難
第245話 非日常をΨ工せよ

 「これはヤバイぞ……」 → 「クックック、なんてな」とか、誰も聞いてない脳内の声でミスリードを張る斉木ェ……。

 鳥束の初登場前の手紙も、空助の存在が明かされたときも、シリアスと見せかけて全然大した話ではなかったので今回もまあしょうもないオチになるんだろう。
 その辺、誰も期待してないシリアスに走るような作品ではないし。


左門くんはサモナー
最終話 僕は君が
 急に!?
 いや、今期で終わりだろうなとは思ってたけど、まさか今週とは……。

 すじピンといい、最近のジャンプは売れてない漫画に見切りをつけるタイミングが早くなってる気がする。
 まあ横田先生がこんだけ早く帰ってきたので、こちらも次の企画が進んでいるのかもしれない。


 正直、3話くらいまでの左門君は洒落になってない不快なだけのクズで、終始その悪印象が消えることがなかったため、全体を通してあんまり好きになれない作品でした。
 次回作では、もう少し真っ当な主人公にしてほしいかな。


ブラッククローバー

 なんか知んないけどこのソリド兄様にすげえ笑ってしまった。目力と存在感が半端じゃない。
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 久々に登場したかと思えば初っ端からこの嫌らしい笑みって面白過ぎるでしょ。
 この笑顔で妹の横顔を気付かれるまでジッと眺めてたんだと思うと余計に笑えてくる。


 内容としては、いきなり副団長クラスがカマセにされる展開に正直がっかり。
 上級魔法騎士の実力すらほとんど描かれてない段階で、もうこれをやっちゃうのかあ。
 あまり階級の設定が意味を持たないまま終わってしまいそうだ。

【U19】

 スケジュール的に来週が最終回っぽいんですが、どうやら四季総理はおろか大人党政権の閣僚すら一人も倒すことなく終わりそう。

 ネパールでも毛沢東主義派みたいな少年兵を使うガチテロ組織が政党に転じて国政第一党になってますからね。
 ガレージキッドが国政政党に転じても何も問題ないですね、ええ。

銀魂
 こいつ、「一人で死ぬのは嫌だからなるべく大勢巻き込んで死にたい」ってだけの人間なのに、何でこんなに偉そうにできるんだ……。
 よくそんなしょーもない動機で大物ぶれるな。