ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

百獣海賊団の組織構成(後編)【ワンピース】

 前編では既に名前が判明しているキャラについて考察という名の妄想を書いたので、後編ではまだ名前が分かっていないカイドウ一味の考察をしてみる。

百獣海賊団の組織構成(前編)【ワンピース】はこちら


 前編でも書いたように、百獣海賊団にはまだ名前が明らかになっていない主要な(多分)キャラが三人いる。
 パンクハザードの公開実験(でシーザーがぶっ飛ばされるところ)を見て、「『ジャック』の耳に入れておけ」 「いいのか!?ヤベェことになるだろ!!」という会話を交わしていた2人と、X・ドレークとドフラミンゴについて話していた、歯がギザギザのサングラス男である。
 彼らは百獣海賊団において、どの程度の地位にいるのだろうか。

 まず、前者の2人組のうち、最初に口を開いた男は「ジャック」のことを呼び捨てにしている。
 つまり、この時点で彼はシープスヘッドよりも地位が上だと考えられる(裏では呼び捨てにしてるだけというのでもなければ)。
 彼に対してタメ口で接している相手の男も、おそらく彼に近い地位にいるのだろう。

 もっとも、ジンラミーはシープスヘッドを「様」付けで呼んではいるものの、敬語を使ってはいないので、タメ口だからといって必ずしも同格とは限らない。
 しかしながら、ジャックに対してはシープスヘッドもジンラミーも敬語を使っていることから、「ジャック」と呼び捨てにしている男が同格の【大看板】なのであれば、相手の男はシープスヘッド達よりも格上ということになる。


 そして、後者のギザギザ歯男。
 彼はドフラミンゴのことを「ジョーカーのバカ」呼ばわりしている。このことから、少なくとも「ドフラミンゴ様」と呼んでいたマンモス号のクルーよりは格上と考えていいだろう。
 さらに、「最悪の世代」の一人であり、茶ひげがキッドやロー、ホーキンスと共に名前を挙げていたドレークとも対等の口をきいている。
 もし、ドレークがローと同程度の力を持つのだとしたら、サンジよりも戦闘力は上であり、当然サンジに完敗したシープスヘッドよりも強いことになる。

 ワンピースの武装組織は基本的に戦闘力と地位が比例しており、百獣海賊団もその例外ではないと考えられるので、このギザギザ歯男がシープスヘッドよりも高い地位にいる可能性は濃厚だろう。


 これらの想像が当たっていれば、「【大看板】と【真打ち】との間に他の幹部はいないのだろうか」という私の懸念は杞憂に終わるが、果たしてどうなのだろうか。
 特に、ドフラミンゴを「バカ」呼ばわりしているサメ歯男は、相当高い地位の人間でないと、私の「ドフラミンゴは百獣海賊団のナンバー2」説(『ドフラミンゴの「若様」という敬称とカイドウとの関係』の記事を参照)が崩れるので、是非とも幹部の一人であってほしい。
 
 答えが出るのはワノ国に行ってからのことになるのだろうから、まだまだ先の話になりそうであるが。