ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

胎界主の勢力をヤクザに例える

 例えなくても普通にヤクザもいる。

 

※以下、3部最新話までのネタバレ注意

【魔会】

 東日本最大の広域暴力団。
 帝王と呼ばれる男と3人の舎弟を中心に設立された。
 政財界に絶大な影響力を有している。

 当初、直参は3人の舎弟と6人の子分のみであったが、二次団体にちょっかいをかける子分達に対抗するため、舎弟達が自身の子分に帝王と兄弟盃を交わさせ、直参に昇格させた。

 

【帝王】

 魔会の初代会長。
 東日本の暴力組織をまとめ上げ、西日本にも進出した。

 組織内での支持基盤は脆弱ながらも、その圧倒的なカリスマ性によって魔会に君臨。
 栄華を極めるも精神を病み、現在は消息不明となっている。

 

【若衆】

 帝王と親子の盃を交わした6人の若衆。
 かつては組織内で権勢を振るったが、帝王が失踪したことで失墜。
 ルキフグ副会長に接近したサルガタナスを除けば、ほとんどの若衆が執行部から排除され、冷や飯を食っている。

 若頭であるサタナキアが帝王を復権させるべく暗躍中。

 

【魔会系ルキフグ組】

 帝王の舎弟で魔会のNo.2であるルキフグ副会長を組長とする二次団体。
 魔会の中で圧倒的な規模を誇る最大勢力。

 

【魔会副会長ルキフグ】

 帝王の舎弟頭にして魔会の副会長。
 会長が失踪し、事実上の魔会の首領として実権を握っている。

 武闘派である会長と違い、非常に保守的で穏健派。
 組織内の派閥の均衡を何よりも重視し、かつて魔会と抗争を繰り広げた西日本のロック会とも良好な関係を築いている。

 

【魔会系ルキフグ組若頭アスタロト】

 魔会の二次団体ルキフグ組の若頭であり、帝王と兄弟盃を交わした直参でもある。
 ルキフグの右腕として頭角を現したが、突然、ルキフグに反抗し、放蕩に走るようになった。

 本家はおろか、ルキフグ組の執行部にも加わっていないが、ルキフグの恩寵を受けているため、現在も組織内の序列は維持している。

 

【魔会系ルキフグ組内オセ一家】

 ルキフグ組若頭補佐オセを総長とする魔会の三次団体。
 副総長はマルバス。

 若頭アスタロトが事実上の引退状態にあるため、ルキフグ組の覇権を巡って他の若頭補佐の三次団体と熾烈な競争を繰り広げる。

 オセ一家の幹部は下部組織の構成員にも優しいと評判。

 

【魔会系ルキフグ組内バラム組】

 ルキフグ組若頭補佐バラムを組長とする魔会の三次団体。
 若頭アスタロトの代わりに現在はバラムがルキフグ組長の右腕となっている。

 

【魔会系ルキフグ組内プルソン会】

 ルキフグ組若頭補佐プルソンを会長とする魔会の三次団体。
 副会長はビレト。

 

【魔会系ルキフグ組内ネビロス組】

 ルキフグ組若頭補佐ネビロスを組長とする魔会の三次団体。

【魔会系ルキフグ組内モロク組】

 ルキフグ組若頭補佐モロクを組長とする魔会の三次団体。
 だが、モロクが病に倒れたことで、組織内での勢力争いからは脱落している。

 ルキフグ組若頭アスタロトとの関係は良好。

 

【魔会系ベリアル会】

 帝王の舎弟にして魔会No.3であるベリアル会長補佐を頂点とする魔会の二次団体。
 魔会の第二勢力としてルキフグ組とは冷戦状態にある。

 

【魔会会長補佐ベリアル】

 序列としては魔会のNo.3だが、勢力の規模でルキフグ組に圧倒されており、本家での実権はあまり強くない。
 保守的なルキフグ副会長の方針に反発し、組織を躍進させる道を考えている。

 会長との仲は非常に険悪。

 

【魔会系ベリアル会若頭メフィストフェレス】

 魔会の二次団体ベリアル会の若頭であり、帝王と兄弟盃を交わした直参でもある。
 ベリアルの右腕として絶大な信頼を得ていたが、突然奇行が目立つようになり、ベリアルの頭を悩ませている。

 

【魔会系ベリアル会内パイモン組】

 ベリアル会若頭補佐パイモンを組長とする魔会の三次団体。

 合法違法を問わず多くの風俗店やキャバクラを経営するも、反面、暴力では三次団体の中では最弱とも言われ、組長パイモンは女衒と揶揄されている。

 元々の縄張りは半グレ集団「骸者」の一部に奪われてしまい、現在はベール組の縄張りに間借りしている状況。

 魔会直参となり、若頭に出世したメフィストフェレスにパイモン組長は激しく嫉妬している。

 

【魔会系ベリアル会内アモン組】

 ベリアル会若頭補佐アモンを組長とする魔会の三次団体。
 若頭メフィストフェレスが奇行に走る中、順調に実績を重ね、ベリアル会での勢力を拡大中。

 

【(旧)魔会系ベール組】

 帝王の舎弟で魔会のNo.4であるベール本部長を組長とする。
 長らく魔会の二次団体の一角として勢力を維持していたが、幹部を次々と失ったうえ、縄張りで台頭した東郷一家との抗争で疲弊したことからルキフグ組の傘下となり、三次団体に転落した。

 

【魔会本部長ベール】

 二次団体としてはルキフグ組やベリアル会に大きく差を付けられていたものの、本部を取り仕切っていることから、ルキフグ副会長からは尊重されている。
 体調を崩し、長らく表舞台には出てきていない。

 

【(旧)魔会系ベール組若頭ベールゼブブ】

 魔会の二次団体ベール組の若頭であり、帝王と兄弟盃を交わした直参でもある。
 ベール本部長の右腕として辣腕を振るってきたが、精神を病んだ挙句、死亡した。

 

【(旧)魔会系ベール組若頭補佐ベールフェゴール】

 魔会の二次団体ベール組の若頭補佐。
 若頭ベールゼブブの信任厚かったが、若頭と同時期に精神を病み、挙句失踪した。

 

【(旧)魔会系ベール組幹部】

 若頭補佐ベールフェゴールの失踪後、新たに若頭補佐となった幹部の三次団体と、ベール組幹事長の三次団体との間で熾烈な抗争が続いたが、現在はどちらの組も消滅している。
 残ったベール組幹部は3名のみ。

 

【魔会系ルキフグ組内ベール組系二代目東郷一家】

 魔会の四次団体。
 二代目総裁が急逝した為、現在は二代目の娘が総裁代行となり、有力な4人の幹部が跡目争いをしている。

 ベール組の縄張りで台頭し、熾烈な抗争を繰り広げた結果、ルキフグ組の傘下となったベール組に所属することで手打ちとなった。
 形式上は四次団体ではあるが、ベール組の縄張りの利権のほとんどを支配しており、実利を取った形と言える。

 だが、上部組織となったベール組幹部に、半グレ集団「骸者」により奪われたベリアル会の縄張りを奪い返すよう命令されたことで、魔会への服従か造反かを巡って組織内の対立が激化している。

 

【ロック会】

 西日本最大の広域暴力団。四人の最高幹部による集団指導体制で運営。
 政財界に対して絶大な影響力を有している。

 かつては鉄の結束を誇ったが、半グレ集団「骸者」との抗争を経て構成員が大幅に入れ替わったことにより、不安定化しつつある。

 

【管理者リョース】

 ロック会を支配する最高幹部。
 基本的に意見の対立は少なく、円満な組織運営が行えている。

 管理者のうち三名は非常に保守的であり、魔会副会長ルキフグとも友好的な関係を築いていたが、その3名が病に倒れている間に、独裁状態となった1人の手によって大きな組織改革が実行された。

 東郷一家の一部構成員と裏で繋がっている。

 

【ロック会系ミスティリ会】

 ロック会直参サルムが組長を務める二次団体。
 西日本の経済界を支配する経済ヤクザであり、殺人などの汚れ仕事も請け負っているが、古くからの任侠道を志向する最高幹部に疎まれている。

 親の死すら金に換える。
 徹底的な実利主義のヤクザであり、それゆえ他の組織からは信用されていない。

 

【ロック会系二代目キナモ組】

 ロック会直参ブーデが組長を務める二次団体。
 また、アトン教という新興宗教を運営しており、ブーデはアトン教の主教を兼ねている。

 縄張り自体はロック会の二次団体の中でも小さいものの、アトン教を利用して医療団体へ食い込んだり、風俗を運営することでシノギを稼いでいるが、古くからの任侠道を志向する最高幹部からは良く思われていない。

 キナモ組を立ち上げた四姉妹が引退しながらも影から支配してきたが、情報屋ピュアと組んだ現組長たるブーデによって完全に組から放逐された。

 

【ロック会系ヘヴ連合】

 ロック会の二次団体。
 キャバクラの運営の他、組織一の武闘派を売りとしており、用心棒を派遣することでシノギを稼いでいる。

 他方、構成員にゴロツキが多く、破門者が出ることもしばしば。

 

【ロック会系モンド一家】

 ロック会直参の東郷主水が総長を務める二次団体。
 前身となる組織はヘヴ連合傘下の三次団体であったが、東郷主水が管理者へ取り入り、二次団体へ昇格した。

 魔会系ルキフグ組内ベール組系二代目東郷一家と繋がっている。

 

【ロック会系テオブロ会】

 ロック会の二次団体。
 西日本で起きた大抗争によって半グレ集団「キマイラ」に縄張りの半分を奪われた他、構成員が半グレ集団「骸者」の台頭を招いたとして評価を落とし、弱小組織へと転落している。

 

【半グレ集団「骸者」】

 複数のグループの連合体として運営されている組織。
 元は西日本の片隅を縄張りとする小さな集団であったが、とある海外勢力により武器と人員を流し込まれたことで、ロック会と血で血を洗う大抗争を繰り広げた。
 更には東日本にも侵攻し、魔会の縄張りも荒らしまわっている。

 しかし、抗争の果てに武器を供給していた海外勢力が手を引いたことで、「骸者」は東日本から撤退し、ロック会の縄張りの一部を譲り受け、時間帯によってその他のロック会の縄張りも自由に行動できることを条件に手打ちとなった。

 が、その後、「骸者」を構成するグループの大半が情報屋ピュアの扇動に乗り、再びロック会の制圧と東日本への進出を狙い、魔会とロック会が共同で秘匿する機密情報を得るべく動き出した。
 だが、機密情報を守っていた最強の傭兵「生体金庫」との戦いによりメンバーの大多数を失い、残ったメンバーや幹部も、魔会から派遣された鉄砲玉によって殺害されたことで、組織としては壊滅状態にある。

 

【「骸者」デュラハン軍】

 「骸者」において指導者的な役割の幹部デュラハンが率いる半グレ集団。
 最強の傭兵「生体金庫」の手で構成員のほぼ全てを殺害された挙句、デュラハンも情報屋ピュアに裏切られ殺された。

 

【「骸者」デカトン軍】

 デュラハン派の幹部デカトン率いる半グレ集団。
 最強の傭兵「生体金庫」の手で構成員のほぼ全てを殺害された挙句、デカトンも情報屋ピュアに裏切られ殺された。

 

【「骸者」ファントム軍】

 デュラハンやデカトンと対立する「骸者」幹部ファントム率いる半グレ集団。
 「生体金庫」を標的とする作戦を「情報屋ピュアに騙されている」として反対し、別ルートからの東日本侵攻を試みるも、配下の構成員の大半をデュラハン達に勝手に使われて失った。

 

【「骸者」ファントム軍殺技軍団】

 ドロクロドを総司令とするファントム軍所属の半グレ集団。
 元はベリアル会内パイモン組に属する魔会の四次団体であったが、過去の抗争の際に情勢不利を悟って「骸者」に寝返った。

 元ヤクザだけあって「骸者」の中でも最大級の規模と暴力性を誇り、ファントムにも制御できていなかった。

 だが、漁夫の利を狙ってデュラハンの作戦に加担したことで、「生体金庫」によって総司令ドロクロド以下、構成員の大半を失い、生き残った者も魔会の鉄砲玉との抗争で死亡した。

 

【「骸者」ファントム軍離脱組】

 過去の魔会との抗争後、「骸者」ファントム軍に付き従わず、魔会系ベリアル会内パイモン組の縄張りを占拠した集団。
 強固な組織として成り立っているとも言い難いが、一方で魔会の方もその縄張りに大して旨味を見出していないことから、本気で奪還しようとはしておらず、結果的に居座り続けている。

 

【「骸者」ドローネ軍】

 ファントム派の「骸者」幹部ドローネ率いる半グレ集団。
 「生体金庫」を標的とする作戦を「情報屋ピュアに騙されている」として反対し、別ルートからの東日本侵攻を試みるも、配下の構成員の大半をデュラハン達に勝手に使われて失った。

 

【「骸者」ヴァンパイア軍】

 「骸者」幹部レイミアをリーダーとする半グレ集団。
 デュラハンの計画に協力し、舎弟頭のレムレス他、メンバーのほぼ全員が最強の傭兵「生体金庫」に殺害された。

 結果、過去の抗争で魔会に捕まるも取引材料として生かされていた舎弟、エムプサとモルモも処刑される。

 

【「骸者」リュカオン軍】

 「骸者」幹部フェンリル率いる武闘派半グレ集団。
 過去の魔会との抗争により、リーダーのフェンリル他、幹部は捕らえられており、末席のガルウだけが残っていたが、なんだかんだで全員死んだ。