ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

逆転裁判6 総評の追記

 逆転裁判6 総評のコメント欄にて、ありがたいことにリクエストを頂いたので、総評で書き漏らした3話と5話の「犯人」について思ったことを追記。

逆転裁判6 総評はこちら

※以下、ネタバレ注意
【サーラ・アータム】
 第3話『逆転の儀式』の犯人の一人。

 彼女にはすっかり騙されたというか、完全に悪女だと思い込まされてしまっていた。まさか、マルメルの自殺とは想像していなかったなあ。

 夫の遺影を使った小芝居といい、あからさまに怪しい素振りだったからなあ。
 3話の感想でも書いたように、これは逆転裁判1~4までの悪女たちの印象によるものが大きい。
 逆転検事1や2でも同じように「メチャメチャ怪しい女」が登場していたから、製作者たちもそれを解ったうえで意図的にミスリードしているんだろう。

 
 彼女も夫と同じく真宵ちゃんに罪を着せようとしてはいたけれども、積極的に工作したわけではなく、夫が勝手に実行したことからやむを得ず協力する形だったので、それほど反感とかはないかな。
 真宵ちゃんが逮捕されても、政権転覆によって解放するつもりだったのだろうし。

 EDで彼女が逮捕されていないのは、クーデターが成功したので、彼女の罪自体が問われていないのだと思う。

【清木 まさはる】
 第5話『逆転の大革命』の犯人の一人。

 こちらもこちらで犯人だとは全く予想していなかった。
 最終話で別の殺人事件の犯人を追い詰めるというのは、これまでのシリーズでは無かったことだから、博士殺害事件もラスボス、ないしラスボスと密接に関係した人間の仕業だと思っていたんだよなあ。

 権力欲のために人殺しにまで手を染め、住民の迷惑を全く省みない選挙活動を行うなど(これはどちらかというと、揉み消しに手を貸した逆裁警察のクズっぷりに目がいったが)、かなりのクズではあるのだが、彼の場合は何というか、どうも悪役としての魅力を感じられなかった。

 大事そうに祖父の氏名標に自分の名前を貼り付ける姿など、むしろ哀れみさえ覚えたくらいだ。

 小物の悪役は好きなのだが、小物といえどもある程度は堂々とした部分がないと、どうやら私は悪役として惹かれないし、追い詰めるときのカタルシスも得られないタチのようだ。

 「憎みきれない」「可愛げがある」というのは、悪役としてはマイナスに作用することもあるんだろう。

【各話の感想】
逆転裁判6 第1話『逆転の異邦人』感想

逆転裁判6 第2話『逆転マジックショー』感想

逆転裁判6 第3話『逆転の儀式』中途感想

逆転裁判6 第3話『逆転の儀式』感想

逆転裁判6 第4話『逆転寄席』感想


逆転裁判6 第5話『逆転の大革命』中途感想

逆転裁判6 第5話『逆転の大革命』中途感想2
逆転裁判6 第5話『逆転の大革命』中途感想3
逆転裁判6 第5話『逆転の大革命』感想


逆転裁判6 特別編『時を越える逆転』感想


【雑記】
逆転裁判6への期待と不安
みんな逆転裁判6買うべし