ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ19号 感想

 「今週はブラクロが幕間回だからあんまり書くことが無いなあ」と思ってたのに、いざ書き始めたら結局いつもと同じくらいの文章量になってしまった。

週刊少年ジャンプ18号 感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
ONE PIECE
第822話 下象

 ビビキター!!
 ここでレヴェリー(世界会議)まで絡んでくるとはなあ。
 開催日が近いとは言われていたものの、さすがに触れられるのはワノ国編の後だと思っていた。

 しかし、かつて扉絵でコブラ王が病床にあることが描かれていたから、てっきりレヴェリーにはビビ一人が行くのだろうと考えていたのだけど、彼もレヴェリーに参加するのか。
 結構元気そうだし、そう重い病気というわけではないのかな。

 今回のレヴェリーには、サクラ王国国王となったドルトン、そして悪ブラックドラム王国国王となったワポルも参加するはずで、この三者が一堂に会するというのは見物だ。

 それと、ヴィンスモーク家が政府と深い繋がりを持っているらしいから、ビッグマムと姻戚関係を結ぼうとしている件についても、レヴェリーの議題となる可能性もありそう。

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 ルフィの行動に皆が驚く中、麦わらの一味は全く動揺していないのは、彼らの付き合いの深さが垣間見れて良かった(落とされる当事者は除く)。

ワールドトリガー
第139話 玉狛第2⑩

 おお、なるほど。対人用には鉛弾で、邪魔な建物は大砲で吹き飛ばす二段構えか。
 遮蔽物がなくなれば鉛弾の恰好の的となり、かといって残った建物の陰に逃げこもうとしても、そこはスパイダーの狩場になっている。
 いやあ、これは久々に爽快感のある展開でよかった。

 ただ、柿崎隊の妨害をするのは、もう少し香取隊が削られてからでも良かった気が(同時に柿崎隊のトリオンも消費されるし)。

僕のヒーローアカデミア
第86話 嵐の前
 警察は、かっちゃんが監禁されているのがどのアジトかをどうやって突き止めたんだろうか。
 黒霧のワープで直接室内に運ばれただろうから、目撃者もいないだろうし、今回協力したヒーローの中にラグドールのような位置情報を察知できる個性や、室内の様子を伺える透視能力者でもいたのかな。

 「主戦力」というのはオールマイトやエンデヴァー達のことだろうから、彼らとは別の場所にいるらしいベストジーニスト達が制圧するアジトというのが、現在デク達が見張っている建物なんだろう(グラントリノオールマイトが会話してるコマの床の模様が、ベストジーニスト達のいる場所の床に変わっているのは、ミスだと思われる)。

ブラッククローバー
第57話 黒の海岸物語

 先週チラッと書いたけど、今回の「15秒で分かるブラッククローバー」でも触れられているように、9話に出てきた金色の夜明け団員の台詞では、魔石を集めている理由は「あの方の復活」が目的のようだった。
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 しかし、捕虜となったキャサリン達は、「魔と密接に繋がった真の姿に生まれ変わ」るために魔石を集めていると証言しており、矛盾が生じている。
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 もちろん、「あの方」が復活した結果、白夜の魔眼の構成員が「真の姿に生まれ変わ」るという可能性もある。
 しかし、そうだとしても、「あの方の復活」についてキャサリン達の口から全く触れられていないのは不自然だろう。
 リヒトと部下たちの絆の深さを見る限り、キャサリン達には真の目的が伝えられていないというのも考えにくい。

 やはり、キャサリン達に暗示をかけたマルクスこそ、ライアが化けている人物であり、彼の手によって「偽の情報」が証言させられたんじゃないかなあ。

火ノ丸相撲
第92番 プロ入りする方法

 三段目付出は火ノ丸相撲が連載開始した後に作られた制度なんだよなあ。
 それまでは幕下付出しかなかったから、潮くんがすぐにプロになるには全日本選手権優勝」が条件だったんだけど、昨年、三段目付出が新設されたことで、ハードルが「ベスト8」まで下がることになった。
 
 制度改正さえなければ、「アマチュアの頂点が条件」ということでより強烈にハードルの高さを印象付けられたのに、三段目付出制度のせいで、それがちょっと弱くなってしまったなあ。 
 琴奨菊の優勝といい、どうもツイてない(五輪のスキージャンプに女子は参加できないことに目を付けて、男装して五輪出場を目指す話を描いてたら、連載中に女子も五輪種目になってしまった「ノノノノ」を思い出した)。

 しかし、まさか一回戦からいきなりの天王寺戦とは思いもしなかった。
 敗者復活戦が無いとしたら、ここは潮が勝つのかな。
 決勝の相手としては久世草助がいるし、ここで天王寺を倒してしまっても、竜頭蛇尾にはならないだろう。

 そういえば、全国大会には石神高校の金盛も進出してるはずだけど、全然描かれないな。

ゆらぎ荘の幽奈さん
第10話 幽奈さんの身体測定

 今週はちょっと面白かった。幽奈と宮崎さんの仲睦まじい様子が描かれて、読後感も爽やかだったからかな。
 姿の見えない幽奈さんに脱がされていく場面もエロくて良かった。

 正直、これまではすぐに打ち切られるだろうと睨んで流し読み程度だったのだけど、このくらいの話が描けるのであれば、来週からはもう少ししっかり読むことにしよう。

左門くんはサモナー
第28話 左門くんは召坊

 面白かった。
 この漫画は既に「左門くんの出番が少ない方が面白い」域に達しているなー。
 最後には左門くんが酷い目に遭う分だけ、「僕の私の勇者学」の鋼野のように「出ない方が面白い」とはなっていないから、ちゃんとキャラを上手く扱えていると思う。

鬼滅の刃
 ううむ、相変わらず掛け合いは悪くない。ただ、どうにも地味だ……。
 しかも、何年も眠りについていた妹が、特に理由もなく目覚めていて、彼女が鬼化した影響も含めて、全くキャラとして機能してないんだよなあ……。

 おそらく、序盤のアンケが奮わず、路線変更した弊害なんだろうとは思うが、この調子だと夏の改編で生き残れるかどうか危ぶまれる。

TRANSCEND・GAME 遊戯王
 遊戯王は全巻読んでいるので知っているはずなんだけど、海馬の名前って「瀬人」だったのか……。「カイバ・セト」って語呂悪いな。

 内容は、うーん……。
 本人の資質次第でカードの強さが変動するゲームって面白いのか……? としか。
 今週の内容だけだと、ただ攻撃力の高いカードで殴り合うだけで、戦略も何もないゴリ押しゲームにしか見えないしなあ。

 あと、「その男は今も。一点を見据えて」という煽りからすると、もしかして海馬社長はネウロの電人HALみたいに、電脳世界でアテムの人格を再現するためにこの計画を推進しているんだろうか。
 だとしたら、相当なクレイジーサイコホモである。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
 なんか見覚えがあるような無いようなキャラだと思ってWikiを見たら、

「登場する周期には日暮以上の非常に長いスパンがあり初登場は1981年(24-3)だが、2度目はその11年後の1992年(81-10)、3・4度目は13年後の2005年(147-3、147-7。ただし147-3はたった1コマのみ)である」

 ……そりゃ記憶も曖昧になるはずだわ。
 ということは、今回は10年ぶりの登場なんだろうか。

 「しかし、ボルボがいるのに何でまたゴルゴ13のパロキャラを出したんだろう」と思ってさらに調べたら、ボルボの初登場は54巻で、後流悟よりも後らしい。
 つまり、後流悟がキャラとして活きなかったから、改めてゴルゴのパロをやり直したということなのか。色々と衝撃的だ。
 
【トリコ】
 これでやっと一龍や次郎がアカシアのことをどう思っていたかが分かるのかな。

【背筋をピン!と(番外編)】
 基本的に僕はこの漫画のことが大嫌いなんだけど、宮大工くんと柏さんのカップリングだけは不本意ながら認めざるを得ない。