おトコちゃん、SMILEを食べている?
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※以下、ネタバレ注意
【副作用】
禿のおトコ……。
この「感情に関わらず常に笑顔」という性質は、普通なら単なるキャラ付けで流すところなんだけど、実はこれと全く同じ症状を度々百獣海賊団の連中が見せているんだよね。
第911話の感想でも書いたように、私はこれをSMILEによる副作用ではないかと考えてきた。
この仮説が正しいとすれば、おトコは何者かによってSMILEを食べさせられたのではないだろうか。
いずれにせよ、ここまで百獣海賊団において「不自然な笑顔」が強調されてきた以上、偶然の一致とは思えない。
【花魁】
着物の柄が同じなので、小紫という花魁がワノ国編の開幕・閉幕で現れる、三味線を弾く狐面の女性かな。
隣の男に比べると身長が高い。お菊さんくらいありそうだな。
第924話の感想でも書いたけど、この女性が物語に深く関わってくるとなると、彼女こそがモモの助の妹君である日和様という可能性がありそうだ。
国を奪われた将軍家の血を引く姫が今では遊女に身を堕としているとは、中々に波乱万丈な人生である。
まあ、オロチ将軍の言動を見ると、ワノ国での花魁は遊女ではなく芸妓であり、春をひさいではいないのかもしれないけれど。
もし彼女が本当に日和様だとすれば、ドレスローザのヴィオラ王女と似たような境遇であり、源氏名の「ヴァイオレット」と「小紫」にも共通性があるけど、これは狙ってやってるのかな。
【居眠り狂死郎】
両替商であり、ヤクザ(子分らも武士の身分のようなので旗本奴?)の親分でもあったのか。
幕府の高官という程の身分でも無いのに百獣海賊団の最高幹部であるクイーンを簡単に動かせるとは、オロチの勢力と百獣海賊団は本当に対等の関係なんだな。
カイドウの性格から考えるとワノ国ごと支配してしまいそうなものだけど、よっぽどオロチ様はカイドウから気に入られているんだろうか。
【黒炭オロチ将軍】
そのオロチ様は名前の通り八岐大蛇の能力者だったようで。
カイドウの能力が「ヘビヘビの実“幻獣種”モデル:龍」だとすれば、オロチ様は「ヘビヘビの実“幻獣種”モデル:八岐大蛇」かな。
この類似した能力も、カイドウがオロチ様と仲良くしている理由なのかもしれない。
どうも寺子屋の先生もヘビヘビの実のように見えるし、ヘビヘビの実のバーゲンセールである(まだ1つも確定してないけど)
それにしてもオロチ様、国の独裁者ながら意中の女を手籠めにしたりはせず、真正面から何度も口説き落とそうとしているのね……。
以外に律儀と言うべきか、小心者と言うべきか。
【その他】
・ん? 別に女性客は無料にしてる訳ではなくて、女性に合った味付けにしてるだけでこんなに偏りが出てるの?
・サンジ……。ショバ代くらい大人しく払おうぜ。潜入が目的なんだから。
・食い物に関することには妥協をしない精神なのか。
・まーたローに叱られるぞこれは。