ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

週刊少年ジャンプ13号と14号(令和2年)感想

 禰豆子のあの回想を捕まえて、やれ「○○はコマが小さいから禰豆子にとっては重要じゃないんだ」とか、やれ「△△の方が✕✕よりコマが大きいから、禰豆子は△△のことが好きなんだ」とか論じるの、何かもう、さもしいですよね。

 

 そういう意地汚い人間にだけはなりたくないわ。

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【鬼滅の刃 第195話『めまぐるしく』】

 感情で行動してないわけではなく、死への恐怖という感情を優先してるだけのような気がする。

 

 扉絵の甘露寺さんの戦線復帰フラグを見て「死」の一文字しか浮かばなかったのよね。

 小芭内さんと蜜璃ちゃんの死亡回が来た時に悲しみよりも先に「やっぱりあの方の考察通りだった!」という喜びが湧いてきそうで怖い。

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【鬼滅の刃 第196話『私は』】

 別にコマの大きさが全てではないんだろうけど、正直、禰豆子の中での鱗滝さんの思い出小っちゃいな……(冨岡は妥当)と思ってしまった。

 後になるほど禰豆子の自我がハッキリしてきて、記憶も鮮明って可能性はあるかも。

 

 ……と、最初は思っていたのだが、実際には禰豆子は鱗滝さんと暮らしていた間、ほとんどの時間を眠って過ごしていたので、彼女視点では鱗滝さんとはさほど思い出は無いんだった。

 

 お屋形様のコマが大きいのは、超嫌な奴の不死川から助けてくれた、という印象が禰豆子の中で強いからかな。

 

 それよりもあたくし気になる事がござぁますのですが、将来の義姉であるカナヲさんのコマが少し小さ過ぎるんじゃござぁませんこと?

 禰豆子さん、小姑としてカナヲさんと上手く付き合っていけるのでござぁましょうか。

 あたくし、それがもう心配で、心配で。

 

 

 「生者よりも死者の方が活躍し過ぎ」といった感想が見受けられたけど、いま生きている人達が「足留め」していたからこそ、今まさに鬼舞辻無惨を追い詰められているわけで、既に全員が鬼舞辻討伐に対して活躍してるんだよね。

 最初の毒も時間かけたら解毒していた以上、ここで奴を取り逃していたら、しのぶさんと珠世さんが作った毒も意味が無かった。

 つまり、鬼殺隊による決死の時間稼ぎ、足止めは絶対に必要だったことになる。

 

【ぼくたちは勉強ができない】

 エンダアアアアアアアアアアッ!

 

 いやあ、良い最終回だった。

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 今から考えれば、武元家以外の父親が揃いも揃って狂った奴らばっかだったのも、筒井先生の中で決して成幸の義父となることは無いという先入観があったからこそ、やり過ぎたってのもあるんだろうな。

 

 あと、ここに来てまた成幸のS傾向が。

 

 文化祭でうるかちゃんに「恥ずかしいから見に来ないで」と言われた時に口では行かないと言いつつ(絶対見に行こう)と考えていたことについて、「成幸くんはうるかちゃんの前だとSっぽくなる」と指摘されてたんだけど、まさにその通りって感じ。

 成幸は付き合い出したら確実にうるかちゃんに首輪つけたり、目隠しして手足を拘束したりする。
 そういう男。

 

 

 文乃・理珠から背中を押されて告白する演出ができたのは、成幸くんが彼女達からの好意を知らないままでいたからこそだよね。

 複数ヒロインに告白されて天秤に掛けた後だと、図々しい印象になっちゃうもんな。

 

 卒業旅行の時からそうだったけど、何気に桐須先生の失恋描写が一番胸にくるや。

 立場と年齢という決して越えられなかった壁があるだけに、切なさもひとしお。

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【僕のヒーローアカデミア】

第262話 No.5のミルコさん

 スケプティックはどうしてホークスの裏切りを確信してるんだろう。

 ヒーローが大勢アジトへと接近してる事を察知したとしても、それがホークスの内通によるものとは限らないと思うんだけど。

 

【呪術廻戦 第96話『渋谷事変14』】

>バランス

 夏油があれだけ苦しんだ呪霊の脅威やそれによる呪術師の死は、非術師のせいなんかでなく、親友であった五条悟が生まれたのが原因だったという皮肉だよね、これ。

 

 それにしても、呪術協会上層部が必死になって塞き止めていた力の波が押し寄せた結果、こんなに悲惨な状況となっていったというのに、それを無邪気に喜んでた五条先生は危険人物よね。

 やっぱラスボスだわ、こいつ。

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>殺し屋

 「晩年にしてその自由を奪われた」とか言ってるけど、そもそもその「自由」を得られたのは五条悟の誕生以降なんだから、せいぜい数年程度のことだったんじゃないの?

 

 拝みバアの術式は標的に接近する為に使う場合、わざわざ身近な人間を余計に殺す必要があるし、殺し屋稼業としては結構なハズレ能力な気がする。

 まあ、だるまオジサンも別に殺し屋向きの術式って訳ではないんだけど。

 

 拝み婆の降霊術はあくまでも「肉体のみの変化」だから、呪力は故人のものが反映されない可能性が高そうだから、マネマネの能力も、呪術師相手には通用しないだろうしなあ。

 

 肉体そのものが強力な伏黒甚爾を降ろす意味はあるけれども、呪術師を降ろしてもあまり意味がないから、伏黒父というイレギュラーの遺体が手に入ったればこそ強力なだけで、ぶっちゃけあんまり使える術式ではないよね。

 

 ああ、そう言えば、夜蛾が伏黒甚爾の遺体を保管してるってことは、それを使って呪骸を作ってる可能性もあるな。

 伏黒恵が父親の遺体と戦う事になる展開が後々きそう。

 

>近親相姦?

 を匂わせるような父娘。

 折本里香のプロフィールでも、実の父親からの性的虐待が示唆されていたし、芥見先生がそういう性的嗜好を持ってるんだろうな。

 

 最期に呼んだのは母親のことだったというのは、普通に考えるならやはり、幼少期からの父親に対する性的虐待によって、日常的に父に媚びる姿勢を身に着けていたものの、やはり心の底には父親に対する嫌悪感と母に助けを求める気持ちがあり、それ故に拝みババアに殺される瞬間は母親を呼んだ……

 

 みたいな感じだろうね。

 

【呪術廻戦 第97話『渋谷事変15』】

 伏黒がアベコベを看破した経緯にあんま説得力が……。

 つーか、だとすると脱兎でのダメージが小さ過ぎないだろうか。

 もっとあれで痛がってた方が良かったと思うんだけど。

 

 さて、残るは伏黒父だけか。

 拝み婆を殺せば変化は解けるのかな。

 

 正直、何の思想も抱かず、組織でも何でもないただのチンピラ相手のバトルにあんまり気持ちが乗ってないので、チャチャッと終わらせて欲しいところ。

 

 

【チェンソーマン 第59話『めちゃくちゃ』】

 こんだけ警戒はしてるわけだから、さすがにトーリカと師匠の接近にも気付いていて、わざと泳がせているだけのはず……

 

頼む、そうであってくれ……!!

 

 外国から刺客が来ると解っている状況で、外国人2人の接近を警戒しない対人警護のエキスパート……。

 さすがに、さすがにそれは無い、はず……。

 

 それにしても、部下達を戦わせなくてもマキマさんが自分で行くのが手っ取り早いと思うんだけど、能力を見せられないから公安使って刺客を炙り出し、その後またこっそり殺すつもりなのかな。

 

 ひとの感想でようやく気付いたのだけれど、デンジは自分も人形になるかもしれないのに、わざわざパワーを助けに入ってるんだよね。

 

 そこまでして守る価値ある……? とどうしても思ってしまうが。

 

【チェンソーマン 第60話『クァンシと魔人達四十九人斬り』】

 ガチレズさん強っよ! ってのもそうだけど、サンタの人形もビックリするくらい強力だな。

 触れられたら即死な上に、単なるゾンビじゃなくて学習能力まであるとは……。

 さすがマキマさんと岸辺さんが名指しで警戒してただけある。

 

 この2人に比べるとやっぱり三兄弟やトーリカと師匠は見劣りするよねえ。

 トーリカと師匠は国籍が明かされてないので、ソ連は間違いなく隠し球を投入してきてると予想してるんだけど、アメリカも三兄弟以外の刺客を用意してるのかも。

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 いやだって、ドイツと中国の刺客がアレなのに、二大国家の一翼である米国が向かわせたのがチンピラに近い殺し屋兄弟だけってのはちょっと考え難いよね。

 

 それともアメリカは銃の悪魔に国土を蹂躙されたからこの世界では大国ではないとか?

 いやでも、中国だって結構な時間、銃の悪魔が上陸してたしなあ。

 

 ンマー、サンタにしろクァンシにしろ、彼らが強いのは国力がどうこうというより個人の資質によるところが大きいから、「偶々アメリカには良い人材がいなかった」と言われたらそれまでだけど。

 

【恋するワンピース】

 申し訳ないけど予備校に誘ってくるルフィは嫌だな。

 アオハルでやってたら叩いてたと思う。

 サンジの方はありそう感がちゃんと出てた。

 

 あと、チョッパーが鹿ではない謎の生物にしか見えない。

 

【アクタージュ】

 千世子が夜凪の後追いではなく、天使としての自分の武器を活かす演技に目覚めてくれたのは嬉しいのだが、なんというか、以前に比べると自分の中で千世子×夜凪への熱が冷めてるところがあって。

 何か作中で色んな組み合わせのカップリングを出され過ぎて、段々と興味が薄れてきたのよね。

 

【Dr.STONE】

 獅子王くんに対する好感度がほぼ底辺に等しいので、復活劇には全然テンションが上がらなくてですね。

 

【ブラッククローバー】

 一気に敵に攻められる絶望感ならまだしも、あちこちで後手後手に回ってる姿を延々と見せられるのは、やはり盛り上がりに欠けるなあ……。

 

 対スペード王国編に乗り切れないのは、「魔神国家という得体の知れない国が蓋を開けてみれば百獣海賊団だった」というガッカリ感もあるのだが、やはりエルフ編の印象がね……。

 「どうせコイツらも『悪魔に操られてた』で改心すんだろ」と思ってしまい、気持ちがついてかない。

 

【約束のネバーランド】

 そうでしょうね。

 

【アンデッドアンラック】

既出だろうけどアンデラの風子が虎杖並のゴリラなのわかってマジで草 pic.twitter.com/lsV0xtjllc

— りょっくん (@RyokkunVeronica) March 2, 2020

 嘘でしょ……。

 え、つまり、出雲風子は夜蛾学長の作った呪骸だったってこと……?

 超人的な怪力に加え、アンラックの能力も付与して製造したわけか。

 

 となると、飛行機事故で両親が死んだという話も本当かどうか怪しくなってきたなあ。

 夜蛾によってプログラムされた偽の記憶かもしれない。

 

 ……あ。

 いや、そうか……そういうことか。

 

 実は本物の出雲風子はこの飛行機事故の時に死んでいるんだな。

 1話では風子は祖母と一緒に両親を見送った事になっていたけど、あれは偽造された記憶であり、実際には風子は両親と共に飛行機に乗って死んでしまったと考えれば筋が通る。

 

 おそらく、風子の祖母は虎杖祖父と同じく夜蛾に唆されて、偽物の風子を孫として育てていたのだろう。

 怖すぎるな……どこまで計画の根を張ってるんだか。

 

 問題はどこまでが夜蛾の計算通りかってことだよね。

 アンデッドとの接触ですら夜蛾の計画の内だったのか、仮にそうだとして、組織の10人の否定者の一員に出雲風子が入る事も予定通りなのか。

 

 夜蛾が「組織」の中でどの程度の地位にいるのかも、今後注視していくべきかも。

 

【マッシュル】

 教頭を埋めるシーンは悔しいけどちょっと面白かった。

 ずっとああいうヤクザな振る舞いをしてくれたら楽しめそう。 

 

 今のところマッシュルに対する感情はマイナス寄りの無に近いけど、クィディッチを暴力でクリアする展開には少し期待。