ネオ天草のジャンプ感想日記

ジャンプ感想を主に書いています。

ニューダンガンロンパV3 第6章『さよならダンガンロンパ』中途感想

 学級裁判開始前までの感想。
 感想と言ってもあってないような内容だけど。
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ニューダンガンロンパV3 第5章『愛も青春も無い旅立ち』感想はこちら

※以下、ネタバレ注意
 んあー、最原君は既に首謀者の正体に気づいてるのに、私が全く解っていない……。
 彼の反応からすると、どうやら仲間達の中にいるみたいだけれど……。誰なんだ。

 女子トイレに出入り口があったということは、普通に考えると今回も女子が黒幕かなあ。
 しかし、そもそも女子トイレ自体が1章でちょっと触れられたくらいなんだよね。

 
最初に赤松さんがチェックしたときと、白銀さんの変装を確認したときの二回だけ。
 変装の場面では特に黒幕に繋がりそうな出来事はなかったし、ヒントがあるとすれば最初のチェックのときだろうか。
 さすがに、あのとき何が起きたのかは覚えていない……。誰かと鉢合わせていればそいつが怪しいのだけれど。


 ただ、そもそも仲間の中に首謀者がいる気がしないんだよなあ。
 死んだと思われていた奴が実は生きていたパターンを疑って過去の被害者の死に様や処刑シーンを思い返してみたけれど、さすがにどれも死んだふりとは思えない。

 あるとすれば、前章の感想で書いたように白銀さんくらいか。
 たしかに初対面(ではないが)のときの
「考え事をするために話しかけられても無視する」というような奇妙な性格はあれ以来すっかり影を潜めているし、この期に及んでまだキャラが定まっていない感じなのが怪しいと言えば怪しい。

 日常会話で
「さほど地味じゃない」と最原に言われてムッとしていた様子なのも、首謀者が地味な人間を装っているつもりなのに上手くいっていないと指摘されたようで腹を立てたと考えれば……。

 うむ、でも白銀さんが首謀者だと普通過ぎて驚きはないのがネックか。
 というか、ただの消去法でしかなくて、根拠も何も無いもんなあ。
 ダンガンロンパのこれまでのパターンを考えればドンデン返しを仕掛けてくるだろうから、おそらくこんな普通のオチではないだろうし。


 とは言っても、偽の記憶を開示するという反則ギリギリのネタを持ってきてるので、何でもありで予想しようがないというのもある。
 極端な話、
赤松さんを筆頭に善人っぽく見えた人達の性格が偽造されたものだとか、目覚めたときから保持していた記憶も実は嘘だったというオチすら可能なわけで。

 思い出しライトが予想通り本当の記憶ではなかったという設定は、苗木君ら過去作のキャラが死んだと決まったわけではないという点では安堵できたけど、やっぱりアンフェアに感じてしまうや。

 そもそも、こうなると
苗木君達が本当に存在するかどうかも怪しくなってきたなあ。
 
ニューダンガンロンパV3を買ったで書いたように、V3と1・2は別世界で、苗木君や日向君達が巻き込まれたコロシアイは、V3世界では偽の記憶、つまり「架空の物語」だという可能性も再び浮上したことになる。


 というかね、どうも6章冒頭に出てきた「マコト」が心の支えとして見ていたものこそ「才囚学園のコロシアイ」のような気がするんだよね……。
 要するに、外の世界が滅亡したというのは偽装されたもので、それどころか1のように荒廃すらしておらず
、『トゥルーマン・ショー』のように「一般大衆向けの娯楽番組」としてコロシアイショーが提供されているんじゃないかな。

 最原たち16人の参加者は、その番組の「出演者」でしかないというわけだ。
 ひょっとしたら何らかの代価を得て、自ら望んで番組に参加した可能性すらある。
 
 「超高校級の生存者」天海蘭太郎の生存者特典なんかもいかにもそれらしいしなあ。


 ただ、このオチだとすると何の希望も無いから、よっぽど上手くやらないと綺麗に収められそうにないけど……。